新型コロナウイルスの流行によって神経性やせ症の子供が増えたという報告がされました。
今回は、神経性やせ症について紹介します。
①神経性やせ症とは
②神経性やせ症の症状
③神経性やせ症の診療科
④食事で気を付けるポイント
まとめ
①神経性やせ症とは
神経性やせ症とは、摂食障害という病気の一つです。
摂食障害では、必要な量の食事を食べられない、自分ではコントロールできずに食べ過ぎる、いったん飲み込んだ食べ物を意図的に吐いてしまうなど、患者さんによってさまざまな症状があります。
参考:摂食障害|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省
その中でも神経性やせ症は、食べ物を食べられなくなって、痩せてしまう病気です。
②神経性やせ症の症状
主な原因はストレスです。
休校や友達と遊ぶ時間の減少、行事の減少など様々なことがストレスになります。
精神的な問題から食欲がなくなり、食事を食べることができなくなってきます。
③神経性やせ症の診療科
内科、精神科、心療内科、小児科で診療が可能です。
まずはかかりつけの医師に相談して、紹介してもらうのがおすすめです。
セカンドオピニオンも忘れずに。
医師と本人との相性もあるので、焦らずゆっくり探しましょう。
④食事で気を付けるポイント
摂食障害は、まず食事を食べることができなくなってきます。
そのため、無理に食事を食べさせることは止めましょう。
食卓に座ることができれば第一段階はクリア。
キャラ弁風に食材を可愛くデコレーションして、食事が楽しいものだと思えるようにする工夫が必要です。
まとめ
神経性やせ症は、ストレスなどの心の問題によって起こります。
新型コロナウイルスの感染拡大により、子どもたちにも大きなストレスが増えました。
食事がたべられなくなって痩せてしまうこの病気は、命に関わるものです。
まずは専門の医師と治療の相談をしましょう。
おかしいと思ったら、早めに受診をおすすめします。