恋愛を商品化してしまう日本人

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私は「愛するとは何か」にて、愛は技術であると述べ、誰でも簡単に浸れるような感情ではないと述べました。

技術である以上、しっかり身につけなければ本物の愛は手に入らず、悲しい恋愛を繰り返すことになります。

この点については、多くの方に共感していただけたと思います。

そこで今回はもう一段階踏み込んだ問題を考えていきます。

それは現代の人々は恋愛を「商品化」してしまっていることです。

例えるならば、「マッチングアプリ」がまさしく商品化の代表例です。

恋愛の商品化とはなにか


恋愛を商品化してしまう理由は、2つの特徴があります。

       1. 愛の問題とはすなわち対象の問題であって能力の問題ではないという事です。

つまり、愛する人間との出会い、愛する人にふさわしい人、愛されるにふさわしい人を見つけるのは難しいと考えていることです。

  2.私たちの生きている社会は、購買欲と、たがいに好都合な交換という考え方が前提になってしまっていることです。

マッチングアプリを例に用いて考えてみましょう。

      1. 自分のステータス(学歴、所得、外見等)を商品化

  2. マッチングアプリ(市場)で自分自身と交換可能(自分に見合った存在)な範囲の対象(商品または掘り出し物)にアプローチ。

  3. 実際に付き合ってみる。

これがマッチングアプリの一般的な流れだと思います。

一般的に恋心を抱けるような相手は、自分自身と交換することが可能な範囲の相手(商品)に限られます。

相手は、社会的価値が望ましい存在であり、同時に相手は、自分の長所や短所をすべて見極めたうえで自分を欲していなければならないと考える。

このような人は、自分の交換価値の限界を考慮したうえで、マッチングアプリ(市場)で手に入れり最良の商品を見つけたと思ったときに、恋に落ちると感じてしまうのです。

まとめ

現代では、なにもかもが商品化されています。

愛についてなにも理解していない人は、恋愛ですら商品化してしまいます。

その結果、望まない結末や悲しい恋愛を繰り返してしまうのは当然です。

愛は感情ではなく、技術であると私は考えています。

より詳しく学びたい方は、こちらの方をよろしくお願いいたします


当記事は、私のAmebaブログ「進撃のマナブ」
から引用したものです。
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