未経験で不動産会社を開業する前に。準備しておきたい3つのこと

未経験で不動産会社を開業する前に。準備しておきたい3つのこと

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「不動産会社を開業したいけれど、未経験でも大丈夫ですか?」
「宅建業免許を取った後、何から始めればいいのでしょうか?」
こうした相談を受けることがあります。

不動産会社を開業するときは、宅建業免許や事務所、保証協会などの準備については詳しく調べると思います。

ただ、実際に開業した後に必要になる、
「誰から案件を獲得するのか」
「相談が来たらどう仲介するのか」
「分からないことを誰に聞くのか」
まで準備できている方は、それほど多くありません。

私は2015年から不動産仲介に携わり、現在は開業したばかりの方や、これから店舗・事務所仲介へ参入する方からの相談も受けています。
その経験から、未経験で開業するなら最低限この3つは準備しておいた方がよいと思っています。

1.開業前に「最初に誰へ営業するか」を決める


免許を取ったからといって、自然に案件が入ってくるわけではありません。
例えば、
・既存の知人や過去の取引先へ連絡する。
・住宅仲介会社や管理会社から店舗・事務所の案件を紹介してもらう。
・貸主へ営業する。
・交流会などで新しい人脈を作る。
営業方法はいくつもあります。

大切なのは、開業してから考えるのではなく、
開業前に「まずこの人たちへ営業する」という候補を作っておくことです。

人脈がある方でも、「知っている人がたくさんいる」で終わらせず、
「この人には事務所移転の相談がありそう」
「この不動産会社は店舗仲介をあまり扱っていないので紹介につながるかもしれない」
というところまで整理しておくと、開業後すぐに動きやすくなります。

2.賃貸仲介を相談できる相手を決めておく


未経験開業で個人的にかなり重要だと思っているのが、これです。
初めて案件が来ると、
「何をヒアリングすればいい?」
「この物件を紹介して大丈夫?」
「申込み前に何を確認する?」
「貸主へどう条件交渉する?」
と、細かな疑問が次々に出てきます。

特に店舗・事務所仲介では、住宅仲介にはない確認事項も増えます。

身近に不動産業界経験者がいる場合でも、できれば自分が扱う予定の賃貸仲介に近い経験を持っている人に相談できる状態を作っておいた方が安心です。

売買仲介経験が豊富なことと、店舗・事務所を含む賃貸仲介を申込みから契約まで経験していることは同じではありません。
すべてを一人で知っておく必要はありません。

分からないときに、
「これは誰に確認すればいいか」
が分かっていることの方が、開業当初は重要だと思います。

3.案件を取る前に、仲介全体の流れを知っておく


完全未経験であれば、営業を始める前に一度、
ヒアリング → 物件検索 → 物件確認 → 提案 → 内見 → 申込み → 条件調整 → 契約 → 引渡し
という一連の流れを把握しておくことをおすすめします。

特に最初に身につけてほしいのは、ヒアリングと物件提案です。

単に、「30坪、駅徒歩5分、30万円まで」
と条件を聞くだけではなく、
なぜ30坪必要なのか。
駅徒歩5分でなければならない理由は何なのか。
予算はどこまで調整できるのか。
という背景まで聞けるようになると、提案できる物件の幅も変わります。

また、店舗仲介を扱うのであれば、電気・給排水・ガス・排気・看板・営業時間・内装工事など、契約前に確認しておきたい項目も増えます。

そのため、未経験のうちは案件を断るのではなく、
経験者や内装会社などへ確認しながら進められる体制を作っておくことが大切です。


開業前にすべて完璧にする必要はありません


未経験で不動産会社を始めるからといって、
開業前に仲介実務をすべて覚える必要はありません。

ただ、
・誰へ営業するのか。
・案件が来たらどう進めるのか。
・分からないとき誰へ相談するのか。
この3つくらいは決めておいた方が、開業後の動きはかなり変わると思います。

逆に、ここを決めずに開業すると、
「免許は取ったけれど案件がない」
「初めて相談が来たけれど何をすればいいか分からない」
となりやすくなります。


未経験での開業準備についても相談を受けています

私がココナラで出品している「不動産開業・テナント仲介の実務相談」では、開業後の案件獲得だけでなく、開業前の方からの相談にも対応しています。

例えば、
「これから開業予定だけど営業先が決まっていない」
「未経験なので賃貸仲介の進め方が分からない」
「住宅仲介ではなく店舗・事務所をやってみたい」
「身近に実務を聞ける人がいない」
といった段階でも問題ありません。
この記事では概要だけお伝えしましたが、自分の場合は具体的に何を準備すればいいのか知りたい方は、一度現在の状況をそのままご相談ください。
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