✥✥「介護士だからご両親の老後は安心ね」そんな言葉が嫌で仕方ない✥✥
施設の職員と雑談をしてる時のお話です(´-ω-`)
この間、法事があって久しぶりに親や親せきに会えたのは
良かったんですが…
親戚から
「あんたは介護の仕事してるから両親の老後は安心やね」
「私らは家で介護難てできひんけど、あんたがいたら両親は
ずっと家に入れるし幸せやな」
何故がそんな話になってしまってたんですが…
介護の仕事をしていても親の介護に自信はありません"(-""-)"
自身がないどころか、介護の仕事をしているから
介護サービスを利用したり施設に預けたりすると
他の人から何て言われるんだろうと思うと…
もし、両親に介護が必要になったらどうしよう…
今はそんな不安しかありません(^-^;
✥✥✥介護の仕事をしていても親の介護は大変です✥✥✥
私もずっと介護をしてきて同じような事をよく言われます(´-ω-`)
7年前に母が他界してから、筋萎縮症の父の介護をしながら
介護施設で働いていました。だから近所の人や親せきからは
「あんたがそんな仕事で良かった(*^-^*)お父さんも安心やなぁ」
「娘さんが介護の仕事でお父さん幸せやね♪」
そんな言葉は聞き飽きるぐらい聞きました…
でも違うんです…父の介護は仕事ではないんです…
仕事は時間で終わりが来ますが、父の介護は24時間365日…
最初は正直しんどかったですね(´-ω-`)
介護のプロだからできて当たり前
できなければ周りからは「冷たい娘…」「してあげればいいのに…」
「お父さんがかわいそうに…」こんな声が聞こえてくるような気がして…
いつも精一杯していないと何を言われるのか、どう思われるのか
そんな事ばかり考えて怖かったです(;´・ω・)
しばらくは頑張れたんですが、やっぱりといったところでしょうか
限界を感じる時が来ました(-"-)
「私にばっかり…私だって忙しいのに…」「自分でやってよ!」
「自分でできないなら文句言わんといて!」
こうして父に当たることが増えてきました…
優しくしないといけないと思っていても色々なプレッシャーなどから
自分の心のコントロールができなくなり始めていました
そんな時
仕事でご家族に自分がどう話をしているのか
いつもご家族にどう寄り添っているのかを考えました
"介護をするときにはご本人と言い距離を保つことが
ご本人にとってもご家族にとっても必要なことですよ"
"一人で悩みを抱え込まず、相談してください♪
あなたが笑顔でいることがご本人の安心に繋がります"
介護の仕事をしていてもしていなくても
介護をする家族に違いないんです、みんな一緒なんです!
介護の仕事をしているから親の介護が一人で完璧にできる
なんて事あるわけないのですから(^-^;
介護士として多くの利用者の支援をしてきた経験があっても
実際に自分の家族を介護する時に思い通りにはなりません
介護士は複数で利用者に対応しているので負担を分け合うことが出来ます
休みもしっかり確保されていますし、看護師やケアマネなど
様々な職種の方とも連携しています(*^-^*)
でも、自分の家族を介護するとなると負担が集中してしまいます
いくら介護のプロと言っても一人でできる事の限界はあるので
やはり誰かの支えがないと家族の介護を続けてくことは難しいのです
一人で介護を背負うのは介護をする側もされる側も
不幸になることが多いのです
だからか自分が介護の仕事をしていても
介護のプロだからこそ、一人で頑張らず
協力体制を作ったり、介護サービスを利用し
家族としての良い距離を保つ方法を見つけなければなりません
それが、家族の介護をする重要なポイントだと思います