同じ四柱推命命式・違う解釈

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占い
『有名なところで運勢を見ましたが、AというところとBというところの解釈と言葉が違う理由は何ですか?』 と、
お聞きになる方々がいらっしゃる。
それはそこで聞くのが妥当だと思うが、簡単に説明してみようと思う。
例えば、同一の巳の時間に生まれた命式が2つあると仮定すると、
巳の時間は午前9時から午前11時までだ。
便宜上同じ巳の時間で言うが、深く入って考えてみると、9時10分に生まれた人と10時50分に生まれた人の命式の気運は大きな違いがある。


つまり、同じ巳の時間だとしても、前後の気運は似ていても違う部分がたくさんあるということだ。
大きな枠組みは似ていると言えども、細かい部分が違うというのだ。
命式の中に別の命式があり、その中の種類が変わるということだ。
ほとんどの人が運勢を見ると、同じものと見なして話をする場合が多いし、有名な所でもほとんどそのように分析する。(時間を全く考慮しない人も多いが···)
それは、命式を細かく個別化して解釈するのではなく、従来、すでに作られているものと解釈することだと思う。
このようにすでに作られた枠組みを基に解釈すると、命式を深く見るのではなく、同一の命式だと判断することになるので、
本当は別の命式だという考えや認識ができなくなる。
既存の枠組みで解釈するため同一命式だと思うが、別の命式の違いもわからなくなり、
ここではこのような結果が出て、あそこではまた違う結果が出るため、誰の判断が正しいのか区別することが難しくなる。
結果的に深みのある命式の解釈はなく、あるものにはめ込んだような話だけを聞くことになる。
その人の命式の質、その人が持っている深いエネルギー、源泉的なエネルギーと環境的な部分まで参考にしてこそ質の高い相談を受けることができると思う。


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