【四柱推命 見方】金運と身強身弱

四柱推命命式で金運を見る方法は数え切れないほど多い。

ただ、どちらが的中率が高いかというのは別の問題だ。

今日は数多くの金運を見る方法の中で『滴天髓』で言う一つの方法をポスティングしてみよう。

『何知其人富 財気通門戶』

その人の富をどうして知ることができるのか。「財気」が門戶で通じるかどうかを見なければならない。

ある人の富を知ろうとするなら、財の気が門戶で通っているかを見よということだ。ところで四柱推命命式で富を知ろうとするなら、身強身弱から確認しなければならない。

場合によって違いはあるが、概して一旦身強の方が良い。身強してこそ自分に財を自分のものにすることができる力がある。

そして財が旺で、官星が劫財を制して財星を保護すると、金運が良くなる。

一方、身弱なら、財が旺や多くても他人のお金を触ることで、実際に自分のお金は多くない。

昔ならお金持ちの家の執事で、今なら銀行員だ。

お金をたくさん扱うが、実際に自分のお金ではない。

とにかく、財の気が門戶で通じるということは、財の気が食傷や官星に会って、気を疎通させるという意味だ。

このような例のうち、代表的なのが食傷生財や財生官だ。

もちろん、他の場合も多々ある。ところが、日干が弱いと食傷生財や財生官をする力がない。身強であってこそ食傷生財も可能で、財生官も可能だ。

もちろんこの場合、傷官の場合には限定的にいろいろなことを考察しなければならない。

ところで、命式の「身強身弱」を中間くらい勉強した人なら、「身強なのに財旺になれるのか」と疑問を抱くことができる。

なぜなら、

身強なら、比劫と印星が食財官よりも強いため、食財官が弱いと考えるためだ。

一見正論だ。

ところが、身強身弱を単純に二分法的に見ると、命式を分析するのに間違いが発生することがある。 身強身弱を正しく知ると、身強でありながら財旺であることが分かる。

これは熱心に勉強すべきことだ。

そして、「身強でなければ、金運を管理できない」と言えば、「身弱なら、金運がないのか」と聞く。また、「財星がなければ金運がないのか」と尋ねたりもする。

どういたしまして。

身弱でも金運があり、財星がなくても金運があり得る。つまり身弱でも財星がなくても金運があるので、

どのような場合だろうか。

悩んでみなさい。

四柱推命命式で金運を見る方法は数え切れないほど多い。

その中でも最も代表的で基礎的な方法が上記の内容である。