メンタルが強い、弱いは【ない】という話を、この前にしました。
そして、メンタルが強い、弱いというのは、目の前の現実の【見方】や【捉え方】が・・
ネガティブに偏っているのかポジティブに偏っているのか?
目の前の現実の「ない」に注目するのか?「ある」に注目するのか?
その違いであるということを言いました。
今日は、目の前の現実の【見方】や【捉え方】を変えるプロセスをお伝えします!
「さあ、今日から、目の前の現実を全てポジティブに捉えてください。」
と言われて、メンタルが弱いと思っているあなたはできますか?
できる!という人は・・まあ、無理でしょう(笑)
なぜなら、そんなことは不可能だからです!
コンフォートゾーンという言葉を、あなたはご存じですか?
日本語に訳すと、「心地よい場所」
人間には、誰しも慣れ親しんだ、思考や行動、習慣があります。
だから、普段、目の前の現実の【見方】や【捉え方】がネガティブに偏っている人にとっては、ポジティブに捉えることは、とっても違和感があることなのです。
そして、無理やりポジティブに捉えようとしても難しかったり、ポジティブに捉えたとしても心がついてこなかったりするのです。
さらに言うと、無理やりポジティブに捉えようとすると、完璧主義に陥り、ポジティブに捉えられない自分を時には責めてしまうのです。
これは、注意ですね!
自分のネガティブ(ない)に注目してしまうので、ますますメンタルが弱くなります。
では、目の前の現実の【見方】や【捉え方】を変える正しいプロセスをお伝えします!
それは・・【小さく変える】
より具体的に言うと・・【気づいた時から変える】ということです。
まずは、目の前の現実をネガティブに見たり、捉えていたりしている自分に気づくことです。
今まで、無意識にやっていたことを、意識に上げるのです。
そして、ネガティブに傾いていることに気づいたら、少しずつポジティブな方に見たり、捉えたりしてシフトしてみましょう!
ネガティブな自分に【気づく】 ➡ ポジティブな方にシフトする
これを、少しずつ、断続的でいいのでやってみることが、目の前の現実の【見方】や【捉え方】を変える正しいプロセスなのです。
ポジティブな方にシフトできなくても、自分を責める必要なんてありませんよ。
だって、今までネガティブな捉え方を長年してきたあなたなのだから、いきなり全て上手くいくことの方が不自然だからです。
だから、肩の力を抜いてやってみてください!
例えて言うなら、とっても熱い42度のお風呂。
足をちょっと入れてみると・・めちゃめちゃ熱いですよね。
でも、熱いのは最初だけで、何度もチャレンジしているうちに、少しずつ体が慣れてきます。
そんな感覚です。
ポイントは、【小さく変える】
小さな変化が大きな変化を生み出します!
なぜなら、人には繰り返すことを重要視する性質があるからです。
ネガティブに捉えていた自分を、少しずつポジティブに捉える自分にして、それを普通にしてしまえばいいのです。