介護において重要なことで今よりも介護が好きになります。
最近、現場で介護とは無縁の世界から来た新人の職員さんが入ってきました。
仕事をしていて自信がなさそうな様子、自分にできることがないか必死に探している様子を見て、私も同じ新人時代過ごしていたことを思い出しました。
私も同じように何をしても自信がなく、どうしたらいいか、何をしたらいいのか先輩によく聞いていました。
・介護とは無縁の化学で大学を学んでいて、知識0
・料理と言っても米の炊き方、味噌汁の作り方が分からず限りなく知識0
・人見知りでコミュニケーション力限りなく0
自分にとって何ができるかを探す方が大変なくらいです。
そんな私が先輩に教わり、意識は変わり、介護をして楽しくなりました。
根本的なことであり、仕事をしていて逆に忘れてしまいがちではないのかと確信してます。
では先輩から教わったことを紹介します。
1.入居者さんの好きな部分を見つけること
「利用者さんの好きなところ教えて」
先輩のこの一言に答えられませんでした。
介護をしていて利用者さんの尊敬するところ、長所について深く考えたことがなかったからです。
関心が業務の仕事だけでしか覚えられてなかったからです。
それからというものの
•入居者さんの好きなところを言えるようにどういう人生を送ってきたか
•どういうことが好きであったか
を利用者さん、先輩スタッフまた利用者さんの家族様とコミュニケーションとるように心がけました。
それが利用者さんにとって尊敬を持つようになり、この人のために何かしていきたいという意欲がでてくるようになりました。
2.日々の業務が介護の全てではない
私の先輩はいい意味で無茶苦茶でした。
介護の本質を考えて、行動していました。
利用者さんの行きたい場所、季節を感じる外出を積極的に行ってました。
例で挙げるなら
・水族館
・東京タワー
・銀座三越
・海浜公園
・旅行
・お祭り
・外食
によく行ってました。
利用者さんにとって介護施設は最後の過ごす場所になってしまうことが多いからです。
「生涯悔いがなかった」
と利用者さんに言わせたいし、家族様に
「ここにいさせてくれてよかった」
と言わせたら最高ではないでしょうか。
業務とはそれたことですが、利用者さんにとって日々の業務だけが幸せになってくれるでしょうか?
「違う」
と言いきれます。
自分のしたいことはやりたいし、生活の場は施設以外にもあってもいいと思っているはずです。
3.明確な目標を作ってくれた
新人で1月経って、先輩に言われたのは
「○○さんの担当者でお願いね」
です。
無茶苦茶と感じ、やり遂げられるかよく分かりませんでした。
不安も何も知識0でした。
任せられてから
・外食
・外出
・一緒にお風呂に入る
など色々やりました。
全部が全部成功とは言えないのですが、その経験でどうしたらいい方向に行くか考える力が身につくようになりました。
利用者さん一人を真剣に向き合い、そこでしか聞けない話を知り、この人のことをもっと知りたいと思うようになりました。
まとめ
私の新人時代となると10年前の話で今のコロナ禍で考えるとできることは少なくなりました。
だからこそ何で介護を働いている理由がわからないと何が楽しいのか分からなくなりがちではないでしょうか。
昔とは違って人が少なくなり、業務でまわすことも大変で、コロナ対策をするとなるとゆっくり話できる余裕がないかも知れません。
介護において初心忘れるべからずは
「入居者さんの笑顔を見るために頑張っている」
です。
業務と同じまたそれ以上に利用者さんのことを尊敬、また好きなところを見つけるための努力することは必要です。
利用者さんのことを知らないで、日々の日常での出来事でしか見れなくなると仕事をするのが嫌になります。
「○○さんのために頑張ろう!」
と言う意欲は尊敬や好きな部分を知ってるから研修などを頑張りたいと思うのではないでしょうか。
利用者さんのことを尊敬、また好きなところを見つけられたら今よりもずっと楽しく働けます。
誰かのために働くことって素晴らしいことで、利用者さんの笑顔が見れたら介護士はとてもやりがいのある仕事です。
私の体験談をいつかブログで書かせていただきます。
また何か知りたいことなどあればコメントなどあればできるだけのことを書かせていただきます。
参考にしてもらえたら嬉しいです。
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