悲しきかなマウンティング

記事
コラム
マウンティング・・・
類人猿が相手よりも自分の地位が
優位であると示す行為。


対人関係においてのマウンティングは、
相手よりも自分の能力・地位が優れている、
そう威圧的にアピールすることに加え、
相手を貶(けな)す発言や態度をとることもあります。


何度もターゲットにされると
たまったものではありません。
威圧的に見下されると自尊心も傷付きます。


マウンティングによって悩まされる方に、
今回のブログをお届けします。
最後に対処法をご提示します^^


では、ちょっとここで、マウントする人の心理を覗いてみましょう。


まず見えるのは、自己顕示欲。
自分が優れている存在である事、
上位にいる存在である事、
それらを認めさせたい気持ちがとても強くあります。


次に高い競争心。
勝ちにこだわる心理が見えます。
人生は勝たなければ意味がない、と考えてしまう傾向も強い。
向上心も強いので、頑張り屋さんでもあります。


もう少し奥深くを見てみましょう。


そこには恐怖心が見られます。
「認めさせなければ、
自分は駄目な人間だと思われる。」
そうなれば誰にも相手にされず惨めになる、
という恐怖心。


人は皆、序列を重んじて生きているのだ、
そんな認識の歪みがそう思わせています。


こうやって見てみると、
なかなか本人も大変そうですね。


悪意が本質であると思われがちな
『マウンティング』。
実は自分の地位を守るための
必死の行動でもあります。
類人猿がそうであるように。


承認欲求が人一倍強く、
心に余裕がない状態であると、
マウントを取りたくなるようです。


その内心は悲しい状態でもありますね。


もしもあなたがマウントを取られて、
嫌な気持ちを強いられているならば、
淡々とした態度で接することも良いですが、
試して頂きたいことが。


その人をそっと安心させる言葉かけ。


例えば学歴マウンティングであれば、
「すごいですね。でも学歴を聞かずとも素敵な人だと思っていましたよ。」


知識自慢をされたら、
「流石です。知性もあるのですね。
明るく努力家でそれだけでも十分魅力的なのに。」


このような言葉かけで、人当たりが柔らかくなったりします。
私は実験をしたことがあります。
ちょっと驚いた表情と、照れた表情が印象的でした。
それ以降、マウントをとる行為が減りました。
ゼロにはなりませんでしたが^^;


それが通じない、強力なマウンターであるならば、
出来るだけ関わらないようにしましょう。
間違えても、ご自身が傷付く必要はありません。
あなたの問題と捉えなくとも良いのです。


マウントしてしまう人のその心の奥にある、
当人も気付いていないような、ネガティブな感情。
その心理に支配されているのです。
悲しきかな、マウンティングです。



とは言え、腹も立つもの。
スッキリしたい方はお話ししましょう。

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