Facebook事件からネガティブ脱出のヒント

記事
コラム
2012年。
Facebookが投稿を操作し、
心理実験をしました。


その内容はネガティブ・ポジティブな発言により、
それを読んだ人の心情の変化を調べるというもの。


「倫理的にいかがなものか!」と批判が相次ぎ、
facebook側は謝罪をしました。


なぜこんな実験をしたのか?
その理由に同社のアダム・クレイマー氏は自らのFacebook上で、
「友人のポジティブな投稿を見ると、落ち込んだり自分が取り残されていると感じたりするという説が本当かを調べるためだった」
と投稿。


世の中から罵倒された研究ではありましたが、
その結果はと言うと…

ネガティブな発言を増やすと、ユーザーもネガティブな投稿が増える。

逆にポジティブな発言を増やすと、ユーザーの投稿もポジティブなものが増える。


という結論に達していました。


これは、人間が落ち込んだ時に、
そこから脱出する参考になるのでは?と思います。


生きていると色んなことが発生します。
も~う、なんで~!!
と叫びたいような辛いことも起こります。


気持ちはざわつき、痛く、苦しい。


なんでこんなことに…と考えるけれど、
理由など見つかりそうで見つからない。


そのうち、自分がいけないのだ、
自分には人並みの生き方が出来ないのだ、
などと悲観的になります。


ついついネガティブなことに目が行きます。
情報・思考・感情・これまでの記憶。
すると更にネガティブなことに縛られる。
それどころかズルズルと沼にはまり込む。
実験結果と同じようにネガティブに引きずられるのです。


「仕方ないじゃないの、辛いんだもの」
と開き直りたいけれど、ストップ!


自分を救い出すのは自分です。



意識的に楽しいこと、嬉しいこと、面白いことに目を向けてみましょう。


辛かった出来事は確かにショックです。
大きな苦痛を伴いました。
けれど、自分をそこに縛り付けるのは可哀想です。


悲しんでも良いけれど、時々、楽しんだっていい。
思いっきり笑い転げてもいい。


「え~、苦しいのに笑い転げるなんて無理。」
と思ってしまいますよね。


アドラー心理学でいうならば、
今、その苦しみを手放さないのはあなたの意思です。
決して過去の出来事のせいではありません。
とこうなります。


だけど私は、その言い方は冷たい…と感じます。
なのでアドラー心理学に背を向けていました。


どうして冷たく感じるのか。
ネガティブな感情を手放せないのはなぜか。
自分なりに考えました。
私の答えはこうでした。


自分が笑って過ごすことで、
忌まわしい出来事がチャラになる。
それは嫌だ。
あんな苦しいことをなかったものにしたくない!


そうか、そうなのか。
だから苦しみを手放せなかったのか。


チャラにならないし、
忌まわしい出来事だと記憶に残してもいい。
ただ、不要に苦しむのは自分をいじめているだけだ。
自分を労わろう、自分を大切にしよう。


そんな風に自分に許しを出すと良いのではないか。
幸せになるための許し。


そして面白そうなテレビを見て、
楽しそうな映画を見て、
音楽を聴いて一緒に歌う♪
時には踊りまくる(笑)


ポジティブに触れることでネガティブからの脱出です。


もしも今、ネガティブになっているならば、
それを手放さない理由を自分に問い、
それを理解したうえでポジティブに触れてみませんか?


もちろん、何かを休みたければ休めばいいし、
頑張らなくって良いのです。
ぜーんぶ休んだっていいのです。
でも楽しむことを自分に許してあげてください。


おーい、アドラー先生、
これでもいいね~?
まぁ、こんなやり方でもいいやろ?
「うん」
お、かすかに返事が聞こえました。
そういうことです( ̄▽ ̄)



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