「不得意分野をいまから学ぶ」より
「そこは人に任せて、自分の得意を活かす」
mーfloで知られているVERBALさんは、アーティストとしても活動をしながら、色々な事業に携わる敏腕のビジネスマン。
仕事の幅がひろく、いろんな業界に携わりながら、様々な人の魅力を引き出し繋げて事を成すコネクター。
あなたの価値を最大化する仕事術
何かを達成するため(結果をだすため)に自分がすべてをやるんじゃなくて、特技、得意を持ち寄って、そこを最大限活かすことのできるチームを作ってやっていこうというのがVERBALさんのスタイル。
ただ、そうやってタッグを組むからには相手のことをよく知り、相手の力を最大限に発揮してもらわなければ、奇跡=成功にはつながらない。
「何が必要か?」
「それは何より自分自身の力だ」
(相手を動かす自分になること)
ということを、具体例つきで、わかりやすく説いたビジネス本です。
誰かに仕事を依頼する時
「これやりたいんでお願いします」
と一方的投げるか
「あなたのこんなところがすごいと思う このプロジェクトにはその力が必要で、 どうしてもあなたの力を借りたい」と頼むのか。
その人が得意としているもの尊重していて、好きで、だからこそあなたと一緒に仕事がしたい、
という気持ちをつたえること。
コツは、「ラブレターを書くような気持ちでかくこと」
そして、気持ちだけではなく「協力することでの相手へのメリット」
を盛り込んであげること。物事って、お互いにwinがないと結局続かない。
大切なことは、最大値に持っていってそれを継続して基盤にしてしまうこと。忙しい相手が自分のために時間をさく、その価値がどれだけあるかを、
最初にわかりやすく伝えてあげる。
そして事前のコンセプト、どんなことをやりたいのか、その人が参加することでそれが、どう実現していくのか、なにより提案した仕事にたいして、興味を持って、いかに価値を感じてもらえるか
依頼はプレゼンテーション、相手への大切な大切なプレゼント。
誰だって自分が本当に好きなことを、わかってもらえたら嬉しいわけで、だからこそ、相手が欲しいものや、愛するもの、刺激を感じるものは何か、それを踏まえて話をすること。
自分の話ばかりをするでなく、相手に人肌脱ごうと思ってもらいいい仕事をしてもらうためには、その相手にまずは喜んでもらえるプレゼント(依頼)をしようもちろん準備方法やタイミングも含めて。というのが、VERBALさんの仕事術。
いままで依頼をしてからが仕事、だと思っていたけど、チーム作り(依頼)から仕事はスタートしているのかということが一番の発見。
イベントの告知や、人と会うこと、ついつい、ノリで決めがちで、
「いいや、告知しちゃえー」
みたいに投げやりになることも、多々あったりしたんですけど、雑だったなーと反省しました。
来てもらえることは尊いことで、そのためにわたしは、その気持ちに
お金に見合った価値を提供し続ける必要があるだからこそ、もっと人を知っていこう。お姉さんにって言われるんだなーと。
相手の興味を知り、好きなことを知り、相手の状況を知って。相手が必要なものをそっと差し出す。これいきなりできるわけでなくて、やり方を誤ると、怪しまれたり、なかなかうまく引き出せなかったりそんなことを重ねて、ちょっとずつちょっとずつ。
この人の良さはすごくわかる、こうアプローチしてみよう!という人が増えていく
ちょっとずつできるようになる、そのタンクがふえていくと、そんな強い味方が増えていくと、今度は私とその人、だけでなくて、お友達同士の掛け合い(フィーチャリング)も出来て、もっともっと、大きなことを仕掛けられるようになったりする。
なにをするにもそうで、人と上手に頼りあっていくこと、これがどの仕事においてもキーになる。どうせ仕事をするなら、最高のパートナーになりたい。
というわけでまとめ。
自分の価値を最大化する仕事術。
具体的にじゃあどうすれば、
良い仕事のパートナーが増えるの?って、
まずは、誘い方の部分から変える。そして、次は相手の良いところに焦点をあて、自分の気持ちのなかに織り交ぜる、なぜその人と仕事がしたいのか、
その人と仕事をすることで生まれる価値を深掘りする、考えて言葉にする。
そしてそれをタイミングをみはからって、(または作って)、相手に伝える。
早速実践中なので、効果はまた後日。
新しい事をはじめるときどうしても、反動があるものだけど結果は後からついてくる。背伸びした毎日は、積み上がると次のステージ(土台)となる。
その景色がどんなものか見たいから、今日も全力で前を向く、失敗したら反省して、見直して、今度はどうしたらできるのかってその繰り返し、
『志ある者は事竟に成る、こころざしあるものはことついになる』確固たる志を持っている者は、どんな困難があっても最後には必ず成功するということわざですね。
みなさま、今日もどうか実り多き一日になりますように