前回までのお話は…
こちらから♪
※コレは私が初めて受けた『前世療法』の体験談です。
ご興味がありましたら、ぜひ↓こちらからお読み頂けますと幸いです^^
誰も、私の前世療法の体験談なんて、興味ないかもしれません。
今までのお話が、ただのファンタジーで
空想で、妄想で…、私の手の込んだ作り話だと
そう思う方も、いらっしゃるかも知れません。。
しかし、それは違うのです。
私自身でも驚くことが次々と起こった前世の記憶ーー
この体験は、もう既に6年も前のものですが、
今でも私はハッキリと覚えています。
何故なら、私がそれを『見たから』です。
体験したのです。
イメージの中だとしても、そこで実際に起こっていたーー
それはハッキリと記憶に残るほどのインパクトで
私はそれを見て、体験しているのです。
中には夢みたいな奇跡のシーンも出てきちゃって…
私が自分に一番驚いたのです😱!
催眠状態に入っているにも関わらず、体感までもがどんどん蘇って
身体中、ゾワゾワと鳥肌が立っていて…😳
とにかく、なんか凄かった。。
それをお伝えしたくて書いています。
お話は、まだまだ続きます。
そして、これからが本番なのです…
☆ ☆ ☆
セラピストの誘導で、次の場面に入った。
そうすると…
今度イメージに浮かんできたのは、夜の海の景色だった。
目の前は静かな海で、少し遠くに一艘の大きな船が見える。
船上にはいくつか明かりが灯っていた。
空には星も出ていて、波も穏やか、いい夜だ。
そんな、何てことない夜のはずだったが…
私はその船を、またしても岩陰に隠れてそ〜っと眺めていた。
(きっと、あの啓示の通りに『牡牛座』の方角で、
例の海賊船を見つけられたのだろう。
イメージを見ている最中は、自分では分からなかったのだが。笑)
すると、その船からボーーンッ!と、黒い玉が
きれいな放物線を描いて打ち出された。
ボーーン!ボーーンッ!!
ん?なんだ⁈ 何が起き出したんだ?と注目して見ていると…
次第にそのタマが大砲であると分かり、
突然、銃撃戦が始まったのだと分かった。
よ〜く目を凝らして見てみると、暗闇の奥の方に…
もう一艘大きな海賊船が、知らぬ間に近づいてきていたのだ!!
わ!やばっ
と焦る気持ちと、え?コレからどうなっちゃうの??
という好奇心でその情景に魅入っていると…
次第にその大砲の撃ち合いは激化していき、
なんと!私が見守っていた方の海賊船に大砲がぶち当たり、
船から炎が上がってしまったのだ!!
うゎ!!
瞬く間に火が燃え広がってゆく!
船上の海賊たちが慌てて小さなボートを海へ降ろし、
慣れた手つきで次々とロープを伝い、そのボートへ飛び移ってゆく。
炎はメラメラと燃え盛り、どんどん大きくなって、
とうとう、大きな船が傾き始めてしまった…
徐々に徐々に、大船が傾いてゆく
私はただ唖然とその光景を眺めていたのだが…
不意にセラピストの声が聞こえて、「お姫様は??」と問われた。
え? あ、そうか
私は彼女を助けるために、ここに隠れてチャンスを窺ってたんだ!
私はハッとして、慌てて船上を見渡し、彼女を探した
すると、
なんと!船の先端部分に彼女は縄で縛られ、一人取り残されていたのだ!!
私は大慌てでザブザブと泳ぎ、傾いた海賊船に近寄っていった
そして船によじ登り、彼女のもとへ辿り着いた!
船はもう半分以上沈み掛け、水面がもうすぐそこまで迫って来ている…
私は慌てて縄を解こうとするのだが、
あまりに固く縛られているのか、焦りからか…、、
なかなか解けない…!!
最後、渾身の力を込めて「ええぃ!!」と、弾き解いた瞬間…
一気にザブンっと身体が海の中へ呑み込まれてしまった
一瞬にして水の中の世界へ視界が移り、
あたり一面小さな気泡でいっぱいになった…
急に息苦しい
よく見ると、同じく水の中に投げ出されたお姫様が目の前にいて
困惑した表情でこちらに助けを求めている!!
水の中、私は彼女を片手で抱え込み、
もう片方の手で必死で水を掻いた!
目の前には沈んだ船の胴体が見えていて、
その隙間からたくさんの気泡がブクブクと湧き出している。。。
一瞬その光景が美しく見え、私は「わぁ、きれい」と魅入ってしまい、
全身の力が緩んでしまいそうになるのだが、、
気が付くと、自分の体がその船の沈む引力に引っ張られていて、
船と一緒に海の底へ引き摺り込まれている…
という状況を、とっさに察知した!!
マズイ!!私は慌てて腕を掻き、脚をバタつかせて
必死になって水面へ上がろうとした!
全力で浮上しようと懸命に踠く!!…が、思うように動けないのだ!
すごい引力で引っ張られる…
自由に身動きが取れない…
踠く 踠く
苦しい!!
視界は細かい気泡だらけだ
全力で水をかくのに、思うように 進めない…
うぅうう!!!
すると、
今度は視界が
真っ白になってしまったーーー
☆ ☆ ☆
私は気を失い、ホワイトアウトしてしまったようだった。。
そのあとは、息はもう苦しくも何とも無くなった。
ただ、しばらくの間、私は真っ白な世界の中にいた。
イメージも、頭の中も、
とにかく真っ白ーーーーーー
そして、気が付くと
自分の手足が、ビリビリと痺れているのだ。
どうやら私は、その溺れてしまった状況を
体感として覚えていたようだった。
催眠状態だったにも関わらず
私は無呼吸・・・酸欠状態に陥り、
体感として、その状況を完全に再現していたのだった。
☆ ☆ ☆
混乱の最中、セラピストから、「そこで一体何が起こっているの!!?」
「どうしたの!!?あなたは生きているの?死んでいるのっ??」
と、すごい勢いで叫んでいるのが聞こえた。笑
私自身も、その状況を伝えたかったのだが…
「苦しい!!うううぅ!!」
と言うのが精一杯。そのまま、言葉で表現することが出来なかった。
そして、その後の真っ白な世界が、
自分は、生きている状況なのか、死んでいるのか…
さっぱり分からくなっていた。
怒涛のパニック状態から、1分…?いやそれ以上経ってから、
「真っ白です。 本当に、今 真っ白。
手足が痺れて痛い、何だこれは。痛いです…」と、セラピストに伝えた。
すると、セラピストからは「大丈夫、落ち着くまで待つよ」
「ゆっくり呼吸して」などという言葉が聞こえた。
たとえ催眠状態に入っていたとしても、
クライアントは顕在意識がゼロになっているわけではない。
潜在意識とはしっかり繋がっているのだが、
ただただ混乱状態に投げ込まれる訳ではなく、
どこか自分自身を客観視していられる視点がある。
私はセラピストの声を聞いて、少し安心し、
そのまましばらく目を閉じていた。
次回に続きます🩷
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