前回までのお話は…
こちらから♪
※コレは私が初めて受けた『前世療法』の体験談です。
ご興味がありましたら、ぜひ↓こちらからお読み頂ける幸いです^^
☆ ☆ ☆
私が次に見たイメージは、なんとまた『洞窟』の中を歩く姿だった。
ただ今度の景色は、前回の海辺の洞窟のグレーや青みがかった岩色とは違って
黄土色の岩壁が続き、そこには壁画が描かれていていた。
洞窟の奥まで、私は松明を手に持ち、辺りを照らしながら歩いていた。
「あぁ、古代の人がこんなところに、絵をたくさん描き残したんだなぁ…」と
私は無心になって、繁々とその絵を眺めながら歩みを進めて行った。
(※後から思い返すことだが、
この辺りから私はその世界の中に、完全に没入している。)
しばらく歩いていくと、その洞窟の先に、空が吹き抜けて見える場所に出た。
著作者:ibrandify/出典:Freepik
天井にぽっかりと大きな穴が開いて、そこから光が差し込み風が吹いて、
外側の木々のざわめきや、草のそよぐ様子が窺えた。
その天井に開いた大きな穴から、私は空をただぼんやり眺めていると…
突然、空の色が七変化し始めて、美しくグラデーションを奏で出したのだ!
私は思わず「うわぁ!!キレイ!!」と歓喜の声を上げてしまった。
神秘的な光景を目の当たりにし、
空は 水色から黄色、オレンジ、紫から青紫へと次々に変化していき…
一気に夕暮れと向かって、輝き出したのだ!!
セラピストに「え!、そこで何が起こっているの??」と聞かれるが、
私はイメージの中で目まぐるしく起こる変化にただただ驚嘆していて、
それを実況中継するのが追い付かない状況だった。
空はめくるめく美しい変化を遂げ、
壮大なマジックアワーが展開していた…!!
私は催眠状態に入っているにも関わらず、
そこで起こっていることがあまりにドラマチックで美しく、
とにかく神秘的だったので
少し興奮気味にセラピストに「わぁ!すごい綺麗!すごいすごい!!」
などと伝えるのが、精一杯だった。笑
さらにその神秘のシーンは続いた。
一気に空色のグラデーションが起こり、
辺りは陽が暮れて暗くなり始めていた。
不意に私は背後の洞窟が気になり、後ろを振り返ると…
なんと、洞窟の中の壁画もその光を浴びてキラキラと輝いていたのである!!
洞窟の内部まで差し込んだ光が、
空と同じように虹色に反射して美しく輝きを放ち、
壁画に描かれた動物や人たちの、おそらく目の部分…
そこに埋め込まれた小さな石たちが
キラキラと宝石のように、辺り一面に輝いていたのだ!!
一気に起こる神秘現象に、
私は無意識に
「あぁ、私は神に観せられている。」と確信した。
『今、気づきなさい』と観せてもらっている。
今、普段では起こり得ないことが起き、とてつもなく偉大な存在が
私に何かを伝えようとくれようとしてくれている、というのがわかった。
そして、今度は
その輝く小石が一斉にすべてキラキラと輝いていたところから、
徐々に厳選された小石だけが、処どころに輝きを増し始め…
…何かのカタチを形成し、私にアピールし始めたのだ…
私は「んん〜?」と目を凝らした。
すると、なんとそれは、『星座』を形取っているように見え始めた!
私は一瞬にして、勘を働かせ
「あ!そうか!」と分かったものの…
今度は一つの星座のカタチがが私の目に飛び込んで来て、
注目を離さない状態になった。
その星座のカタチに集中し、ぐぅ〜っと焦点を合わせていくと…
なんとその星座から、大きな角が2本生えた牛の姿が浮かび上がり、
「あぁ、牡牛座だ!!」と
分かってしまったのだった。
そして、「そうか!牡牛座の方向だ。」と
何故か私は、納得した。
そうだ、私はずっとそれを知りたかったのだ、と、また気が付いた。
こうして私は、神の啓示を受け取ったのだった。
著作者:stockgiu/出典:Freepik
☆ ☆ ☆
ここからは後日、私がこの前世のイメージを見た後の、個人的な考察になる。
あの時私はイメージの中に没入していて、
ただただ次々に起こる展開について行くのがやっと!もう必死!
という状況だったのを覚えている。
そしてめちゃくちゃ集中していた。
さらに補足になるのだが、前世の私ではなく、
今の私は『星座』などについて、全く詳しくはない。笑
せいぜい、美容室で読む、雑誌の後ろに載っている星占いを見るくらい、
YouTubeで各星座ごとの星読みをしてくれている人の動画を
ただ何となく、ぼんやりと見るくらいだった。
(ちなみに私は牡羊座。笑 牡牛座ではない。)
そうなのだ、私は星占いくらいは少し興味はあるのだが、
詳しく勉強したことなど無いし、
どの星座か?なんて、ほとんど判別は付かない。
しかし、前世のイメージの中の私は、
その星座が何なのか、しっかりと分かっていた。
そして、当時としては『当の海賊船が大海原の何処にいるのか?』を
知る手掛かりとして、占術や神からの啓示を受け取る、という方法でしか
知る術が無かったのだろうと思う。
だって、レーダーやGPSなんて、当時はまだ無いのだ。!(当たり前だけど)
さらに当時は航海の際、船の位置情報を知る手掛かりは、
なんと、星座を読んで行っていた!という事実を、私は後々になって知った。
どうやら古代〜中世あたりの大航海時代の船出は、
日が暮れて、夜の星空になってから…☆
太陽が出ている昼の時間は、星が出ておらず位置情報が掴めないので
『夜に出航していた』というのだ!!
そんな事実、全く知らなかった。
なのに、不思議である。
私はイメージの中で、何故かそれを知っていて、
神からの啓示を受けたあと、納得までしていたのだった。
笑
次回に続きます🩷