前回までのお話は…
こちらから♪
私が初めて前世療法で着地したのは、森のシーン。
そこで17〜18歳くらいの青年が誰かの命を心配し、
占い?のようなことをして、必死にその人の安否?無事を知ろうとしていた。
その人は…
記憶の中で蘇る、お姫様の存在 ーー
その後もセラピストの誘導で、私はいくつものシーンを見て行った。
☆ ☆ ☆
次に登場したのは、海の近くにある洞窟の中にいるシーン。
まだ明るい時間なのだが、私はまた一人でその場所へ行き、
角が取れて丸くなった石を大小幾つか集めて塔のように積み上げ、
またしても神事のようなことをしている。?
その積み上げた石の塔の隣で胡座をかいて座り、目を閉じて
まるで座禅?瞑想??祈りのようなことをしているのだ。
何か葉のようなモノを燃やして、かすかに煙も立っている。
セージか何か…
それについては自分でもよく分からず…
ただ大真面目に、そこで目を閉じて座っていた。
私はまだ、何かを知りたいようだった。
☆ ☆ ☆
さらに次のシーン。
セラピストの誘導で、次なる重要な場面へと移ると…
今度は目の前に『茶色の板目』が現れた。
辺りはまだ明るい時間帯のようだが…
デッキ…??
私は何故か、大きな荷物箱の陰に隠れて、身を潜めている。
一生懸命に身を屈めて、自分の気配を消している。
荷物の脇からそ〜っと辺りを覗くと…
そこは大きな船の上、私は甲板に置かれた木箱の裏で、
ジッと物陰に隠れていた。
しばらくすると、向こうから数人、人が歩いてくる気配が感じられ、
何やら大声(どら声)で、柄が悪そうな会話をしているのが聞こえた。
急にウッと鼻を摘みたくなった。
汗臭い。
生ゴミと汗が混じり合ったような…男の匂い、
とにかくツーーンと鼻をつく異臭が、辺りを漂っている。
「あぁ、何日もお風呂に入ってないんだろうな💦」と容易に想像が付く。
…この辺りから、
あ、コレ海賊船だ。 と分かる。😅
何故か私は海賊船に忍び込み、今にも命を落とすかも知れない…状況の中、
そ〜っと息を潜めて辺りを窺っていた。
そして誰も居なくなったことを確認すると、
私は船の中にいるはずの、例の『お姫様』を探し始めた。
ある部屋の中を覗くと…
そこには丸々と太った偉そうな大男(ボス)が骨付き肉にかぶり付いて
むしゃむしゃと食事をしながら、誰かと会話をしているようだった。
よく見ると、部屋の片隅には柱に縛り付けられたお姫様が立っていて
「白状しないと殺すぞっ!!」などと暴言を吐かれているのだが…
そのお姫様は囚われの身にも関わらず、、負けず劣らずの迫力で…
なんと!「ふざけないでよ!!」と、言い返していたのである!
つっ、強い。 ぜんぜん屈していない。。苦笑(本当にそう思った。)
私はそのやり取りに圧倒されながらも😅、
どうにかお姫様を助け出そうと模索するのだが、
監視の目が厳し過ぎて、それには及ばず…
そのシーンの最後は、私は浜まで泳いで戻ったのだろう ーー
白砂の弓型ビーチを、ずぶ濡れのシャツ姿ですっかり肩を落としながら、
トボトボと落ち込んで歩いてゆく…
そんな自分の後ろ姿を見たのだった。
…あ〜ぁ、助けられなかった。どうしよう、どうしたらいいんだ…
そんな想いで頭の中がいっぱいだった。
次回に続きます🩷