子供が賢くなる基本のキ!?ご褒美システムの正しい使い方!

記事
学び
早くも、リクエストをいただいたので、書こうと思います。

いや、ありがたいことですね。

感謝・・・・感謝・・・

さて。

やる気の出し方ですが、僕の経験を元にですから、100%上手くいくとは限りませんので、ご了承くださいませ。

1 ご褒美を作る
2 背水の陣に自分を追い込む
3 できる!と思い込む
4 勉強できる場所を作る
5 自分の疲労度を知り、回復法を探る
6 達成感を可視化する

よくあることじゃん!

まあ、そうですね。

僕の前に先人たちが沢山、この手の話をしてますから

それをもとにスイッチを売りに出している塾様もいらっしゃいますしね。

これは全部、僕なりの解釈となります。

ぜひ、保護者の方も「〜してあげる」と置き換えて、お読みいただければ幸いです。

今回はこの中で、1について述べたいと思います。


1 ご褒美を作る
これは、主に女の子に向いているものではないかと思います。
男の子は、ご褒美に頭がいってしまい、集中できなくなる傾向がありますので
シンプルです。

定期考査で、80点取ったら1ホールケーキを食べる!
ミニテストで、100点取ったら帰りにたい焼きを買う!
受験合格したら、東京に旅行に行く!

〇〇を達成したら、✖︎✖︎をする!!

ただ、いくつかルールがあります。
それが僕なりの「ご褒美システム」です。

・達成する内容とご褒美の質は合わせる
 漢字テストで100点とったら、アメリカ旅行に行く!!
いやいや、それは、ハードル低すぎじゃありません?
ご褒美詐欺ですよそれ

 大学受験に合格したら、ハーゲンダッツアイスバニラ味を食べる!!
いや、もっと大きなことご褒美にして良いよ?
それに加えて・・・?
合格したら、お父さんお母さんが、いくらでも買ってきてくれるって
もっとすごいの用意するって・・・・・笑

ここで大切なことは、苦を超えて楽を得る、これ実は、中毒性があるものなんですね。

上手に「ご褒美ルール」を使うと、どんな努力も楽しくなります。

そのメカニズムですが、脳のホルモンを使うわけですね。

ドーパミンというものなんですが、「快楽ホルモン」と呼ばれるものです。

やったー!できたー!の反応が大きければ大きいほど、分泌量が増します。

目標を達成しようとするとストレスなどがかかりますので、ドーパミンが減り、集中力が低下します。

これのせいで、勉強できなくなるんですね。

ですが、そのあとに、ご褒美を設定することで、ドーパミンが増加します。

この上がり幅が中毒を起こすために必要な大切なことなんです!

低下したところから一気に増えることで、脳みそに大量のドーパミンが分泌されたと思い込ませることで

小さな出来事などが、とても幸せに感じるんです。

仕事疲れに、飲む一杯のビールの至福の原理はこれです。(ほんと、うまいですよね)

ゲームで、何度もリトライしての討伐の喜びの原理もこれです。(何度泣くことか)

この、ドーパミンの分泌をコントロールすることで、達成感中毒になり、勝手に動いていくわけです。

ちなみに、多くのゲームがこの原理を使っていますからね(余談)

いきなり、大きなものを達成しようとすると、失敗した時のドーパミンが回復しません。

なので、小さな目標に小さなご褒美を設定するところから始めてみてはいかがでしょうか。

保護者の皆様へのお願いは、もちろん過度なものは止めていただきたいですが

基本、子供の設定したご褒美は止めないであげてください。

危ないことは止めてくださいね。

家のルールを守った上でのご褒美設定が基本ですから。

ですが、「そのご褒美はダメ」

この一言で、ご褒美システムはしばらく使えなくなります。

そうなると、子供が頑張ろうとするために使う、「ご褒美」のようなものが同時に全部消えていきます。

「どうせこれもダメなんだ」「どうせわかってくれない」

大変なお子様の完成になってしまいます。

思春期にこれをぶつけると、会話消えます。

どうしても、その「ご褒美」がダメであるなら、説明しましょう。

例えば
子「英検合格したら、お小遣いでゲーム買う!」
親「(大変だ・・・合格して欲しいけど、合格発表の翌週は考査じゃない・・・)」
 「合格したら、ゲームを買うことはいいと思う。いいご褒美よ。そういえば、合格発表の翌週は考査だね。考査でいい点取ったら、私がそのゲームを買いましょう。1週間待てば、お小遣い無傷で手に入るけど、どうしたい?」「別なご褒美設定を今してもいいのよ。」

これで、英検合格目標を生かしたまま、次の目標設定に持っていけますね。

一例ですから、もっといいものがある!という方は是非教えてください。

これは、最初の目標よりも、子供にとって大きな目標が次にあることを設定に作っていますが

多くの学生さんの立場だと思います。

教員時代では、男の子には「闘争心」「勝利」を実感するご褒美システムを作って授業していました。

英語の単語テストで高得点順に座席が決まる
高い生徒は後ろ、低い生徒は前
欠席は問答無用で前

普段考査の点数が低くても、「やればできる催眠」で単語テストを一回頑張らせると

学年トップの子よりも後ろに行くことが起きるんですね。

「どーせ無理だよ・・・・」  → 「 え・・・俺、超えたん・・・?」

この上がり幅はとてつもない原動力に変わるんです。

おそらく家に帰ってきたら、「単語テスト、一番上で、席後ろになった・・・。」

と、ぼそっとつぶやくかもしれませんね。

ちなみに、その生徒の親御さんからは、その日のうちに電話が来まして、お礼のご連絡をいただきました。

ダメ押しの「褒めちぎり」で、できた・褒められたの二つで、ドーパミン大量ですね。

そこから、その生徒はメキメキ上がっていきます。

そもそも勉強できる子っていうのは、この達成感を幼い頃から味わって生きている印象があります。

勝った・褒められた・うまくできた・拍手をもらった

こういうのをたくさん味わっている生徒ほど、すでに中毒状態で、入学してきているように思いますね。

そして、学年上位に立っていますし、一度落ちても、這い上がってくる印象がとても強いですね。 


ご褒美システム


是非ご活用してみては

次回は、「背水の陣に追い込む」、ちょっと危ない人気質にもってこいなやり方です(僕はこれでしたね)

僕の授業でも、取り入れております。

もしよろしければ・・・

現在、授業料割引してますので、トップページからお越しいただけたら幸いです。

ではでは

眠たい明日もがんばりましょう。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す