新たなアイデアは朝のランニングで

記事
ライフスタイル

毎日朝が待ち遠しい

毎朝何かしらの運動で一日がスタートする。
主にはランニング、天気が悪い日はステッパーなど、朝一の運動が体スイッチをONにしてくれる。
どんな時間でもどんな場所でも体を動かすと気持ち良いのですが、私は特に早朝がお気に入りです。
まだ暗い時間からライト持参で走り始め、少しずつほのかに足元の路面状況が確認できるようになっていく。
大阪ではどんな時間でもライトを必要とすることはなかったけど、淡路島では必需品。
主要な国道でさえも街灯がない場所が多く、安全という観点では大阪に比べ圧倒的に課題を抱えている淡路島の道路事情ですが、この暗さが生み出す地上の闇があるからこそ、夜空の星や朝焼けのわずかな光が心からありがたく美しく感じられるのは確かです。

しかし、やっぱりもう少し安全面には意識を向けていただきたいところ。
ライトも携帯せず暗闇の中を歩くご年配の方もいらっしゃるので、走っていてもたまにドキッとすることがあります。
明かりを照らし走っている私には気付いても、私は直前まで気付くことができません。
同じように車からも発見されにくく、いつ事故に繋がっても不思議じゃない状態が、残念ながら淡路島のいたるところで当たり前となってしまっています。
普段車でしか移動しない人が何人集まってどんな議論を繰り広げたところで、意識を持って現状を把握しようとしなければ前進はありません。
話が脱線しましたが、地平線から空に向かい幻想的に変化していく夜明けの風景が大好物なのです。
そして、太陽が顔を出し新しい朝を迎える時間がたまらなく幸せなのです。

大地がコンディションを教えてくれる

走るのも歩くのも宙に浮いていては前に進めません。 
体を移動するには地面との摩擦が不可欠です。
呼吸の酸素と同じで意識せずとも、そこに存在し常に生活を支えてくれています。
私は走ったり歩いたりが長年の趣味で、今は仕事としても歩く機会が増えてきました。
先日もありがたいことに、淡路島の自然を活かした新たなプロジェクトをスタートさせる方々と知り合い、現在進めているウォーキングコース調査とは別で、ウォーキングコース設定などで協力させていただくことになりました。

ランニングとウォーキングでは体の使い方が異なり、地面との接し方も変わってきますが、どちらも地面の反発や摩擦を利用して体を動かすという点では共通しています。
この足に伝わる感触がまたいい。
元気なときの感触と疲れたときの感触ははっきり異なるし、ランニング時の微妙なバランスの悪さなどもつぶさに教えてくれる。
大地に体で質問を投げかけたら、間違いなく正直に答えてくれる。
おかしな体の使い方になっていると厳しい対応をされることもあるけど、最も信頼のおける先生でありパートナーです。

フィールドの多様性が淡路島の醍醐味

海から山まで、砂浜からトレイルまで、様々な地面がコンパクトな地域でいっぺんに味わえるのが淡路島の良さ。
地面が変化すれば足裏へ伝わる感触も変化します。
地面が変化するということは、目に入る風景や匂い、音にも変化があり、意識して五感を働かせれば体全体で淡路島らしさを味わうことができるでしょう。
比較的短い距離でも様々な大地の姿が味わえる、それが淡路島らしさであり、淡路島でのウォーキングの醍醐味です。

運動で体も脳も心も元気

そんな体を動かすのが嬉しくなるフィールドが広がる淡路島を五感をビンビンにして走ったり歩いたりしていると、机でパソコンに向かって必死でひねり出そうとしてもなかなか出てこないアイデアが、突然閃いたりします。
ランやウォークによる骨や筋肉、脳への刺激、運動がもたらすリフレッシュ感や高揚感、突然閃いたようで実は自らの行動が導いた当然の結果なのかもしれませんね。
仕事で考えがまとまらない、抱えている心の悩みがある、等々、肉体的な健康のためだけじゃなく、思考の働きや心の健康のためにも、ランニングやウォーキングを楽しんではいかがでしょうか。
淡路島は自然や歴史、観光場所も豊富で、ウォーキングやマラニックには最適な場所です。
希望があればご案内も承ります、と堂々と宣伝を入れてしまいました。
色々と書きましたが、細かいことは気にせず、とりあえず歩いてみてください。走ってみてください。
何か面白いことが起こるかもしれませんよ。

Awaji KURUMA Base
長岡一幸


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す