今回は、下記キットの製作代行をお客様よりご依頼いただきましたので、その進捗をブログにてお知らせいたします。
メーカー:ブルマアク
キット名:人間シリーズ 心臓のしくみ
製作コース:仕上げコース(お客様指定の配色で塗装)
オプション:なし
なお、当該キットは下記写真のイメージに合わせた配色で塗装を行います。
当該キットは下記工程で製作を進める予定です。
1. パーツ切り取り
2. 洗浄
3. 仮組み
4. 模様の位置取り
5. パテ埋め
6. 合わせ目消し
7. 表面ヤスリ掛け
8. 下地塗装
9. メイン塗装(エアブラシ)
10. 部分塗装(筆塗り)
11. 本組立
今回は工程1~4までの作業について報告します。
1. パーツ切り取り
まずは下写真の各パーツをランナーから切り取ります。
当該キットのランナーはかなり太いため、刃こぼれしやすい片刃ニッパーは使用せず、刃の太いニッパーを使用します。
各パーツをランナーから切り取ったら、ゲート跡を切り取ります。
前述の通り、当該キットのランナーは太く、それに伴いゲート部分も太いです。そのため、刃こぼれ回避のため片刃ニッパーは使用せず、デザインナイフで各ゲート跡を消していきます。
ゲート跡を削り取り、最後に棒ヤスリで表面の凹凸を消した状態が下写真になります。同様の処理を各パーツに対して行います。
ゲート跡消しができたら、次は各パーツの切れ端を削り取ります。
古いキットでよく見られることですが、パーツのところどころに鋳造時に切り取り切れなかった箇所が残ってしまうことがあり、当該キットも例に漏れず切れ端が残ってました。
これの切れ端もデザインナイフで削りとり、仕上げに棒ヤスリで表面の凹凸を消します。一連の処理を行うと下写真のような状態となります。
以上の作業で各パーツの切り取りが完了しました。
切り取り後の各パーツ
2. 洗浄
古いキットは経年劣化によりパーツ中の油分が表面に浮き出てベトついたり、表面に汚れが付着したりしていることがあります。そのような状態ですと塗装時に塗料が表面に定着しない恐れがあります。
そのため、中性洗剤を溶かした水に各パーツを浸けて洗浄します。
数十分パーツを浸けたら、水で洗い流して、食器乾燥機(熱が低いもの)に入れて8時間程度乾燥させます。
3. 仮組み~模様の位置取り
パーツが乾燥し終ったら、パーツの仮組みを行います。
当該キットはある程度まとまった部位を複数作り、それらを組み合わる構造となっています。そのため、部位単位で接着剤で固定し、それらの部位を最後にマスキングテープで留めて、全体の形状を確認します。
仮組みができたら、次は指定されたデザイン画を参考に塗分け線と模様をパーツに描いていきます。
当該キットとデザイン画の心臓の形状が異なるため、極力デザイン画に近い位置に模様を描くようにします。また、デザイン画では描かれていない範囲については、周りの模様に馴染むように私の判断で模様を描き加えました。
模様の位置取りをした状態が以下の写真です。
※下部の光る星を表現しているような模様については、面に対して垂直に描けていない箇所が目立ちますが、それらは実際に塗装した際には垂直になるように調整します。
また、当該キットは心臓の下部と中間部分が開閉する構造となっています。そのため、心臓内部にも模様を入れています。
今回の進捗報告は以上となります。
次回予告
次回の進捗報告では、以下の工程について報告する予定です。
懐空工房ではプラモデルの製作代行を承っております。
ご要件に応じてお値段も調整させていただきますので、お気軽にご相談ください。