本日は山形県のかみのやま温泉にある名月荘をご紹介します。
かみのやま温泉は山形市の少し南、上山市に位置し、蔵王連峰を望む自然にあふれた地域になります。
ちょっと不便なところなのか?と思うかもしれませんが、
東京駅から山形新幹線を使えばかみのやま温泉駅まで直通で2時間30分と、意外とアクセスは良好です。
さて、名月荘の魅力ですが「名門の安定感」だと思います。
様々なコンセプトや趣向、デザイン性など、旅館の「価値競争」は高まっていますが、老舗の接客、行き届いたサービスなど、老舗の安定した満足感を持った東北の名門とでもいいましょうか。
本当にいい旅館だなぁと感じる名宿だと思います。
まずは客室ですが、AタイプからFタイプまでランクがわかれています。
共通していえるのは、各部屋ともリビングルームがあるところがこの宿の特徴です。
基本的に夕食・朝食がお部屋食になるのですが、寛いでいる和室は片付けることなく(仲居さんに見られることなく)、リビングで食事をとれるというのが1つの配慮です。
散らかした荷物や、敷きっぱなしの布団など、「片付けないと!」という余計な心配なく、ゆっくりお部屋で過ごしていただけるというのはポイント高いと思います。
さてお部屋ですが、Aランクは客室に内風呂しかありません。
せっかくなのでもう1ランク上からがお勧めです。
Bタイプの和室2室+リビングというタイプは1室しかなく、Fタイプの貴賓室も1室しかありません。
少し大人数で利用できるタイプですが、ともに蔵王連峰ビューのお部屋になります。
Eタイプ。これはベッドルームがありますので、ベッドで寝たい!という方にはお勧めですが、こちらのタイプは蔵王連峰の眺望はありません。
CタイプとDタイプが半露天又は露天風呂付の2名~4名向きのお部屋になります。
Cタイプは蔵王連峰は望めません。Dタイプが蔵王連峰ビューになります。
なので個人的には、せっかくだしお部屋に露天風呂もあって蔵王が見えたらいいな!という方にはDタイプがお勧めです。
しかし、名月荘は広大な敷地に客室が配置されているため、同じタイプであってもお部屋によって間取りや眺望が変わります。
そういう意味ではDタイプの中でも「扇」というお部屋が私のお勧めです!
でも実際にはそれぞれのお部屋にいいところがありますから、参考程度に...
次に、名月荘の楽しみ方の1つ、温泉めぐり。
名月荘には大浴場がありますが、それ以外に貸切露天風呂や家族風呂など趣向を凝らした浴場があります。
これは「空いていたら入れますよ」というルールになっていて、タイミングが悪ければ誰かが入っていることがよくあります。
そんなときは時間を変えてまた行くわけですが、そんなときのためにもお部屋に露天風呂があるタイプがいいですね。
せっかくきた以上、ぜひ、すべてのお風呂に入って欲しいですね。
山形は海の幸・山の幸に恵まれ、米どころでもあります。
名月荘は料理の評判も高い名宿ですが、重ねて味わいたい2つの食の楽しみ方があります。
名月荘には「カウンターダイニング游」という食事場所があります。
ここは1日8名限定ですが、カウンターで料理人の手捌きと会話を楽しみながら、食事を味わうことができます。
せっかくの旅先で味わうお食事ですから、「これは何ですか?」「何が入ってるんですか?」みたいな、素材を楽しみながらお食事したいという方はぜひ、こちらでの夕食をお勧めします。
そしてもう1つは、ワインセラーです。
ロビーの横に世界中のワインや山形産ワインを集めたワインセラーがあり、自由に出入りできます。
そこでお気に入りの1本を選んで夕食を楽しむ。
これはワイン好きの方には素敵なメニューですね。
そんな名月荘を訪れるなら...
それは満月の日です。名月荘と言われるだけあり、満月の日には夕食後に「ムーンライトコンサート」が開催されます。
その日、名月荘の20の客室にお泊りいただいた、みなさんのためだけの時間。
名月の鑑賞とともに素敵な夜をお過ごしください。