ワークエンゲージメント

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ビジネス・マーケティング
最近の探究テーマのひとつとして、「ワークエンゲージメント」があります。
「健康経営エキスパートアドバイザー」のライセンスを取る過程で興味を持った分野です。
「ワークエンゲージメント」の特徴は「活力」「熱意」「没頭」です。
仕事を通して「活力」が育まれること。
仕事を通して「熱意」が醸成されること。
仕事に「没頭」できること。
これらの結果、働く人は仕事に充実感を持ち、仕事のパフォーマンスも上がると考えられます。
これは、雇用者としての企業にもプラスであり、働く本人にとってもプラスです。
仕事への「前向きな態度」と言う点では、「ワーカホリズム」と区別があり、「活動水準が高い」という点では、単なる「仕事満足度」(リラックス)とも区別があります。
「ワークエンゲージメント」を育むポイントとして、以下の三点が考えられます。
1.社員一人ひとりが自分の強みを発揮できること
2.自分が行っている仕事の意味や目的を明確にすること
3.良好な人間関係のもとで承認や報奨が得られること
自分の得意な好きなことをやっていたら「活力」「熱意」「没頭」が実現するでしょう。
自分の仕事に対し、意義がある、意味があると認識していたら「活力」「熱意」「没頭」が実現するでしょう。
創った結果や、そのプロセスを承認してくれる人たちがまわりにいたら「活力」「熱意」「没頭」が実現するでしょう。
「適材適所」の配置をし、企業理念の理解、個人の理念の実現と組織の理念のリンケージができ、メンバーが互いに承認し合う文化が実現できたら、企業も働く人も満足し結果としてお客様の満足度や顧客ロイヤリティも向上し、業績も上がるのではないかと考えます。
「適材適所」は専門の独自能力というほど大げさなものではなく「その人らしさ」が発揮できたらよいのだと思います。
「自己表現」でき、その「意義」を認識し、それを「承認し合う」組織が「ワークエンゲージメント」を実現していくのだと思います。
それは組織のベースとなりOSとなります。
「ワークエンゲージメント」は「知っている」だけでは実現しません。
組織内の習慣、ノーム(暗黙の了解)になっていく必要があります。
研修を通して、これからも企業と働く人のお手伝いをしていきます。
働く人が仕事を通して「幸せな人生」を実現することをサポートさせていただきます。
それが企業の発展にもつながると信じています。
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