24時間勉強する!?

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24時間勉強する!?
「そんなことできるか!」という声が聞こえてきそうですが、
もちろん私もこんなことはできません。
司法試験対策で有名な伊藤塾塾長の伊藤真先生は、
司法試験の受験中、一日20時間勉強されていたそうですが、
まあこれが人間の限界でしょう。
毎日続けていたとすると、まさに超人的です。
ではどういうことかといいますと、
24時間勉強のことを頭の片隅においておくということです。
難しいことではありません。
たとえば学校に通う途中で、

「数学の点数が上がらないけど、どうしたらいいか。テキストが悪いのか。基礎ができていないのか。数学の先生に相談してみようかなー」

とか、
お風呂に入りながら、

「今度の模試はいつだから、それまでにこれだけは終わらせておきたい。そのためには一日このぐらい勉強しないといけないかな。じゃあ1時間早起きして、夜のドラマは録画して、勉強のご褒美に、倍速で見ればいいかな」

とか。
要するに机に向かって勉強していない時間は、
勉強のための準備時間に使えますね。
この時間を使って計画を立てたり、効率化を図ったりします。
もっとやる気のある人なら、
今日勉強した内容を頭の中で復習してみるのもいいでしょう。 
この考え方には元ネタがあります。
世界一の美女のつくりかたという本がありますが、
その著者は「ミス・ユニバースになるにはどうすればいいですか?」
という質問にこう答えているそうです。

「24時間、美しくなることを考えなさい」

そうすれば、たとえば電車に乗っているときは、
立ったままお尻の筋肉を持ち上げるエクササイズができるとか、
常に背筋をピンと伸ばして歩くとか、
そういう発想になるということです。

さらに、違う人物ですが、
あるラジオ番組で、

「流れ星に願い事をすればかなうといいますが、本当ですか?」

というリスナーからの質問に、

「かないます」

と言い切った人がいました。
一緒に出演していた人はあわてたそうです。
しかし、話は続きます。

「流れ星は一瞬です。その瞬間に願いごとができるということは、その人は常にその願い事を考えているということです。そこまで真剣な願いなら、(流れ星のご利益がなかったとしても)かなわないはずはありません」

これを聞いてなるほど、と思ったそうです。
この考え方は将来の目標や仕事を選ぶときにも使えそうです。
「自分は何をやりたいのか」という問いに対して、
自分が24時間考えていたいことは何なのか、
24時間何を考えていれば幸せか・・・。
こういう問題に置き換えることで答えがみえてくるかもしれません。
意外と応用範囲が広そうです。
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