最強の英語学習法。留学なし、語学学校なし、学歴なし、完全独学。

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留学なし、語学学校なし、学歴なし、完全独学でTOEIC900点が見えてきましたので、勉強法をシェアさせていただきます。
本当にあちこちで言われていますが、中心になるのは「音読」です。
詳しくは、この本が参考になります。
『國弘流英語の話しかた』 (國弘 正雄著、たちばな出版)
この本には、私が現役で大学受験をしたときにお世話になりました。
当時英語の勉強といっても何をしたらよいか分からず、図書館でたまたまこの本を見つけました。内容にしたがって中学校のテキストを音読・筆写したところ、センター試験で平均点をとれるようになりました。平均点ならたいしたことは無いと思われるかもしれませんが、失点は文法・語法がほとんどで、長文の問題だけなら8~9割とれていました。
中学・高校のテキストをお持ちでなければ、「英会話・ぜったい・音読」シリーズがおすすめです。
入門編が中学校1~2年、標準編が中学校3年、挑戦編が高校1年レベルです。CDもついています。(音読筆写する場合、CDがないと発音が分からず、効果が落ちます)
「続・入門編」のように「続」がついたものは、英文が異なるもので、いわば別バージョンですね。続がついていないものとレベルは同じです。英文を見て気に入ったほうを買えばOKです。
受験が終わった後も、自分の日課として、
・ある程度まとまった、しかし長すぎない文章を10回読む
・ノートに1回書き写す
を継続してきました。
一つの文章を、期間を空けながら大体100回(音読10回+筆写1回を10回実行)音読します。
もちろん、完全に毎日ではないです。忙しくてさぼった時期もありました。
ですが、細々と続けてきたおかげで、いつの間にか英語力が身についていました。
ここからもう少し詳しくお話しますね。
まず、音読対象の文章ですが、会話文だけの、「Hello.How are you?」「I'm fine, thank you.」といった組み合わせが、たくさん載っているだけの本は不向きです。すべて覚えたところで、単語の入れ替え方がわからないし、構文の力もつきませんので、「会話」はできるようになりません。たまたま同じようなシーンになればいいですが、現実はテキストほどうまくいきません。
それよりも、300語~ぐらいの、やや長めの文章にしてください。ストーリーや話の流れがある文章です。そのほうが表現が頭に残ります。
もし学校で使っているテキストがあれば、それがいいでしょう。文章を深く読み込むことになるので、成績もあがります。
特にない場合は、上記の『英会話・ぜったい・音読 』というシリーズがおすすめです。レベル別になっているので、自分が簡単と思えるレベルのものを選んでください。「少しやさしく感じる」というのが重要です。読んでみて難しいと感じるものは時期が早すぎます。
他のテキストでも構いません。ただし、CDなど音声がついているものにしてください。お手本は絶対に必要です。
テキストが決まったら、まず文章を分析します。
音読する前提として、文章の構造がある程度わかっていないと効果がないので、そのために文法の知識が必要になります。
文法構造はテキストに書き込むのではなく、英文をノートに書き写し、そこに書いていったほうがいいでしょう。まずSVOCをふって、どれが副詞(おまけ要素)になるかしっかり把握してください。文法の力が不足している場合は、別途勉強が必要です。おすすめはスタディサプリです。大学受験生向けと、TOEIC向けがありますが、初心者の方は大学受験向けがいいです。中学レベルから解説してもらえます。
分析が終わったら、いよいよ音読です。テキストはまっさらな状態のはずなので、文法分析した内容を、頭のなかで復習しながら、最初はゆっくり読んでいきます。もちろんですが日本語に訳したりはしません。
I like you very much.
を音読する場合。
Iは問題ないですね。
likeは他動詞で目的語をとります。なので、likeを見た瞬間、後ろに名詞が来る!と予想します。というより、脳が勝手に働くまで何回も音読して練習します。likeを見た瞬間、後ろに穴が用意されて、名詞が入ってくるのを待ち受ける感じです。
very muchは副詞なので文章のおまけ要素です。つまりなくてもいいわけです。頭の中ではいったん I like youで一息ついて、おまけのvery muchを付け加える感じです。
慣れてきたらCDも活用します。
ずっと音読するだけだと飽きてきますので、
シャドーイングしたり、ディクテーションしたり、いろいろ工夫するのもいいですね。
10回音読と、1回筆写が終わったら、その日のノルマは終わりです。
翌日は、次のレッスンに進みます。
このような感じで、たとえば1冊のテキストが10レッスンあったとすると、
100日で10周、つまり100回音読したことになります。
そうしたら、もう少し難しいテキストに挑戦しましょう。
あとは、これを続けるだけです。生きているだけで英語力が上がります。
なお、単語帳は不要と考えます。文章の中で生きた事例で覚えたほうが、格段に効率がいいです。ノートに書き写す際に、つづりも覚えられます。
資格試験を受けるときは、試験の過去問や予想問題の長文を、同じように音読しましょう。CDが無い場合は、ネイティブスピーカーに頼んで朗読してもらい、録音すればいいでしょう。
上達してきたら、スカイプ英会話や、留学、外国人が集まるバーに行ってみるなど、実際に英語を使ってみましょう!
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