音読の効果:実体験

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音読を続けた結果、どのように感覚が変わっていったかを、
シェアさせていただきたいと思います。
自分の場合、100回音読しても、
文章全体を覚えるということはできませんでした。
覚えようと意識すれば違うのかもしれませんが。
切れ切れには思い出せます。
たとえばlook forward to ~のあとが名詞か、動詞か迷ったときは、
CDの音声を頭の中で再生します(音声情報として記憶している)。
"Aren't you looking forward to your next chance to speak?"
を再生して、toの後ろが名詞になっていることを確認します。
このように、文法を確認したいときは、
頭の中のCDを再生して、音声から答えを出します。
自分の場合は、音声情報が残るようなので、
CDを聞きこむことを意識しています。
視覚情報が出てくることはあまりないです(文章が目の前にあらわれたりはしない)。
あくまで音声情報ということで脳に残っているようです。
これは、おそらく人によって違います。
情報がどのような形で頭に残るかは、個性があるようです。
実際に英語を使うときは、
脳内再生している暇はなく、構文がダイレクトに出てきます。
"Do you think ~?" "I want you to~"のように、
最初のブロックが出てきて、そのあとは状況に合わせて、
名詞や動詞や節をつなげていく感じです。
音読によって構文の型が体に身に付き、
必要な時に構文のほうから飛び出してきてくれるようになりました。
もちろんその際に頭は使っていませんので(自動化されている)、
後半の文章を組み立てることに集中できます。
あとは、40~50回音読すると飽きてくるので、
そこをどう乗り越えるかですね。
シャドーイング、ディクテーション、
同じ文章を違うナレーターに読み上げてもらう、などなど工夫が必要です。
同じ文章を何十回も音読すると、
音声を聞きながら頭の中でディクテーションできるようになるので(音声情報→文字情報に即座に変換できる)、
少なくともそこまでは到達する必要があると思います。
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