「家族が苦手」でいい。毒親・機能不全家族と気づいたとき、まずしてほしいこと

「家族が苦手」でいい。毒親・機能不全家族と気づいたとき、まずしてほしいこと

記事
コラム

「家族が苦手」という気持ちに、罪悪感はありませんか

明日からお盆休みが始まる。

帰省する人、しない人、それぞれいると思います。
でも今日この記事を読んでいるあなたは、もしかしたら「帰りたくない」「家族と過ごすのが憂鬱」という気持ちを、どこかに抱えているのかもしれません。

「家族なのに苦手って、おかしいのかな」
「みんなは実家でゆっくりしているのに、なんで私はこんな気持ちなんだろう」
「こんな気持ちを誰かに言ったら、引かれるかな」

そうやって、「家族が苦手」という自分の気持ちを、また自分の中に押し込めてしまう。

今日は、その気持ちをそのまま受け取ってほしいと思います。

「家族が苦手」でいいんです。それは正直な気持ちです。

「気づき」は、変化の入り口

「毒親」「機能不全家族」という言葉を知ったとき、多くの方がこう感じると言います。

「ようやく、自分の苦しさに名前がついた気がした」と。

長年「なんとなく生きづらい」「家にいると消耗する」「自己肯定感が低い」と感じてきたのに、理由がわからなかった。
でもこの言葉を知って、「そういうことだったのか」と腑に落ちた
——そういう方が、相談の場にたくさん来てくださっています。

機能不全家族とは、家族としての基本的な機能
——安心、愛情、適切なコミュニケーションがうまく働いていない家族のことを指します。
毒親とは、子どもの心の発達に影響を与えるような言動を繰り返す親のことです。

「気づく」ことは、変化の入り口です。
でも気づいた直後は、さまざまな感情が押し寄せてきます。

怒り、悲しみ、罪悪感、混乱
——「親のことを悪く思っていいのか」という葛藤が出てくることもあります。

これは自然な反応です。
急いで整理しなくていいです。


気づいたとき、まずしてほしいこと

毒親や機能不全家族と気づいたとき、多くの人がやりがちなことがあります。

「どうすれば関係を修復できるか」を考え始めること。
あるいは逆に「もう関わらないようにしよう」と決断しようとすること。

でも、気づいた直後に「どうするか」を決めようとするのは、少し早いかもしれません。

精神保健福祉士として学んできた知識から言うと、強い感情が動いているときは、脳の判断機能が感情の影響を受けやすくなります。
「どうするか」を決める前に、まず「今の自分がどういう状態にあるか」を理解することが大切です。

気づいたとき、まずしてほしいことは「自分の感情を外に出すこと」です。

頭の中だけで考えようとすると、感情と思考が混ざってぐるぐるし続けます。
誰かに話す、文字にして出す——外に出すことで初めて、自分が何を感じているのかが見えてきます。


変わった先の姿

「家族が苦手な自分がおかしいのかな」という罪悪感で悩まなくなっていきます。

「苦手になった理由」がわかると、自分を責める材料が、自分を理解する材料に変わっていきます。
「家族が苦手」という気持ちが、性格の問題ではなく、育ちの中で起きたことへの正直な反応だとわかると、罪悪感の重さが少しずつ変わっていきます。

「帰省のたびに消耗して、しばらく立ち直れない」が変わっていきます。

「なぜ実家に帰ると消耗するのか」の仕組みがわかると、帰省前後の自分のケアが変わります。
消耗しても、戻ってくるのが少し早くなっていきます。
お盆や正月が、「乗り越えなければならないイベント」から、「自分なりに対処できるもの」に変わっていきます。

「このままでいいのかな」という漠然とした不安が、具体的な問いに変わっていきます。

自己理解が深まると、「自分は何に苦しんでいるのか」「これからどうしたいのか」が少しずつ言葉になっていきます。
漠然とした不安が、動ける問いに変わっていきます。


なぜ変えられるのか

社会福祉士・精神保健福祉士として、毒親や機能不全家族の影響、アダルトチルドレンとしての生きづらさについて、専門的に学んできました。

「気づいたけど、どうすればいいかわからない」という段階から、一緒に整理していくことができます。
「毒親と気づいたけど、誰に話せばいいかわからなかった」「家族のことをずっと一人で抱えてきた」という方からのご相談を、多くお受けしてきました。


まず、外に出してみませんか

「整理できていない」「うまく言葉にできるか不安」——それで十分です。
メッセージ相談では、今感じていることをそのまま送ってもらうだけで大丈夫です。
「家族が苦手」「帰省が憂鬱」「毒親と気づいたけど、どうすればいいかわからない」——そのままの言葉で受け取ります。

お盆休みに入る前に、一度外に出してみませんか。

「話すだけでなく、自分のパターンを根本から理解して変えていきたい」という方には、思考整理コーチングがあります。

機能不全家族の中で身についた思考のクセや感情のパターンを一緒に整理しながら、「自分で自分を整えられる力」を育てていく時間です。

「家族が苦手」な自分を、責めなくていい

お盆休みが始まります。

帰省する方も、しない方も、それぞれの事情があります。

「家族が苦手」という気持ちは、あなたが冷たい人間だからじゃない。育ちの中で、そうなるしかなかった理由があります。

その気持ちを、もう少し大切に扱ってあげてください。
気づいたことは、変化の入り口です。一人で抱えなくて大丈夫です。

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