103万から150万の壁に変わったけれど・・・

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コラム
この時期、うちの奥さんは103万の壁に悩みだします。
103万の壁ってよく言われていますが、何の壁かご存じですか?
それは税金の壁。所得税のかかるボーダーラインです。
そのボーダーラインもH30年1月の法改正で150万円に
引き上げられました。

それなら、なにも悩まず150万まで働けるのでは・・・?

と思うかもしれませんが・・・そうではないのです。
毎月、所得税を1000円ほど払う事になる。
それだけなら、奥さんも103万のラインなど気にせず働けます。
103万を超えても扶養枠控除はちゃんとありますから。

しかし実際になくなるのは、私の給与から支払われる扶養手当です。
例えば毎月1万円の家族手当が付いていたとして、それがなくなると
年間12万のマイナスです。
これは各企業によって、扶養枠のラインが違ってくるので
103万を超えても扶養手当のつく企業は問題ないですが
そうではない企業もたくさんあります。

公務員や大企業目線で、いくら法を改定しても
大部分の人には何も変わらないのが現状です。
少子化問題も、働き方改革も・・・庶民の感覚とは
ピントがずれてること多いなぁと思います。


うちの奥さんは今年もまた
「あといくらまでなら働ける」と計算しています・・・

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