情報を最小限にしてみる

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私たちの周りには情報が多すぎます。秒速単位で発信される最新情報。あれもこれも気になってしまうから振り回されてもうくたくた。そんな疲弊した中では、本当に必要とする情報を入手する感性が鈍ってしまうのではないかと私自身懸念することがあるのですが、皆さんはいかがでしょうか?

特にスマホはとても手軽なツールで、ここから吸収される情報量は計り知れません。この、超画期的な文明の利器が発売されたばかりの頃のことです。

電車の中でスマホを見続けている人がいます。画面を凝視しすぎて目が疲れてしまい、頭痛さえ伴っている様子です。そのうち目を閉じて、しばし顔を上げたものの、またすぐ画面に目を向けています。

「なんでそこまでして携帯を見ているんだろう?」
当時の私はまだスマホを持っていなかったので、その見慣れない行為に驚いて、申し訳ないのですが思わず笑ってしまったことがありました。

でも、実際に自分がスマホを購入したら、はじめは気を付けていたのにどうでしょう。あまりの利便性に慣れてしまって、先ほどのひとと同じことをしているのです。スマホ画面を知らず知らずのうち見続けては疲れていました。

家でもすきま時間があると、ついスマホを手に取ってしまいます。そこであ、いけない!と気が付いてベッドにぽーん、と投げてみる。そんな動作を何回繰り返したことでしょう。また気が付くと無意識にスマホを取りに行きます。

それでも《どうでもいい何か》を見ようとしてしまうのです。

これではいけない、と一念発起しまして、今はかなりスマホ時間を削減しました。でもちょっと気を緩めるとまたもとの木阿弥に戻ってしまうので、日頃からかなり意識して気を付けるようにしています。

考えてみると、食事を摂るのに満腹状態より腸が活動しやすい腹八分目の方が心地よいものです。頭の中だってできたらフレキシブルな状態が保てるようにしたいですよね。

もしもあなたが私と同じ様に無意識にスマホを手に取ってしまうことがあったら、ちょっと一呼吸置いてみて下さい。

これから見ようとしている情報はいま本当に必要ですか?

昨日は自分と向き合うお話をさせていただきましたが、ちなみに私はいま毎朝少し早起きをして家の拭き掃除に充てています。きっかけはおうち時間でした。始めてからちょうど1年位になるでしょうか。からだを動かして家もきれいになるし、そのほかのメリットも感じていて結構気に入っています。案外時間は作れるものですね。自分でもちょっと驚いています。今までは興味があってもなかなかできない、と思っていたことも少し視点を変えてやってみると、新たな世界観が広がるかも知れません。

もちろん昨今のおうち生活では、スマホは仕事に限らず会えない人、会いたい人とのコミュニケーションを図る大切な役割を果たしてくれる重要な存在にもなっていますので、依存し過ぎない様にだけ気をつけたいですね。

*今までのスマホ時間。今度は整える時間に使ってみませんか?

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