この記事は思ったことがハッキリ言えずストレスを抱えているひとが、「そんなに気にしすぎず、素直に生きてみようかな」と勇気をもってもらえるような願いをこめて書きました。少しでも気づきになればうれしいです。
ハッキリ言えないワケ
私は会社に入ったばかりの頃、自分の思うことを相手にハッキリ言いづらかったです。会議でも浮くことが怖くて発言できず黙っていました。
・思ったことをそのまま伝えるのは無礼である
・気配りして空気をきちんと読んで話すべきである
・空気を読まないと周囲から浮いてしまって、恥ずかしい思いをする
という視点(固定観念・思い込み)をもっていました
空気をよむということ
空気を読むとは、互いに察することです。
相手との間を境界線を引かず、「あいまいな部分を残す」ことです。
言わずに察しあうには、相手と同じ価値観・文化をもっていること(同質化)が前提となります。
でも実際には、空気を読む必要もないシーンで空気を読み過ぎたり(忖度)、こちらと相手の空気の読み方がちがったり、となかなか上手くいきません。何を考えて、どこまで言っていいのやら、見当もつきません。
2つの訓練方法
わたしは2つのことを試してから、視点(思い込み・固定観念)が変わっていき、言いたいことを言えるようになってきました。
①「事実」と「解釈」をわけて考えてみる
ひとは、「事実」を自分なりに「解釈」して主張します。
相手と主張(意見)が違うなら、「事実」か「解釈」のどちらかを確認します。
「事実」が違っていたら、さすがにそのひとに指摘できると思います。
「こんなデータがありました」
「過去にも事例があるようです」
と示すのは、個人の意見ではなく事実なので、相手にも言いやすいです。
「解釈」が違っていた場合ですが、「あなたはそう考えたのようですが、私はそうは思いません」とはなかなか言いにくいです。
でも「○○という事実に対して、そのように考えられたのですね」と反応するだけでまずはOKです。
「事実の認識は一致しており、解釈が異なるんだ」とハッキリするだけでも、心のモヤモヤは少し晴れると思います。
②「意見」と「ひと」をわけて考えてみる
これまでは「意見」が違うだけで「ひと」まで許せなくなっていました。
でもそれは「意見」と「ひと」を一体化していることに気づきました。
それが行きすぎて、意見が違う相手に対して「だからあの人はいつも……」と過去や人格まで攻撃してしまいました。
でも意見の違いと、過去や人格は無関係のはずです。
「思う通りにいかず、自分はイライラしているな」
「意見とひとを同一視しているな」
と、いまの感情を認める(セルフコーチング)することで、課題を分離して冷静に考えられるようになりました。
感情を制御するには訓練が必要です。
相手を打ち負かすのでも、自分が耐え忍ぶのでもない「第3の方法」として「アサーション」が知られています。
上記2つの方法も、アサーションに役立つ方法だと思います。
・ひとに無理に言うこと聞かせようとしない
・逆に、自分を抑え付けて、本来の自分を見失ってしまわない
わたしもできていないことばかりで、修行中の毎日です。
こんな風にして自分からダイバーシティな社会を実現していきたいです。
ひととの違いは、自分に新しい気づきをもたらし、成長する機会となる
と前向きに捉えていきたいです!
「思い込みを取り払う方法」についての記事も書きましたので、よろしければお読み頂けると嬉しいです!
コーチングセッションのご紹介
こんなことはありませんか?
・ハッキリと自分の考えていることを言えない
・相手に反論できない・空気を読みすぎて疲れる
・ハッキリ言うと相手を傷つけるものだ・意見が違うと嫌われるものだ
・皆が勝手なことを言うと収拾が付かずまとまらないものだ
コーチングでは、ひとの視点は「正しい・間違っている」と考えるものではなく「私はこのような視点(固定観念・思い込み)をもっている」とまずは認めることから始まります。
依頼主さんの視点を確認できたら、セッションでは異なる視点をコーチが次々に繰り出します。
依頼主さんにはさまざまな視点を体験してもらいながら、気づきを得る機会をつくります。
異なる「視点」を体験した依頼主さんの感想です。
・まるで海外旅行に行ったような異文化体験を味わえた
・ちがう洋服を次々に着替える感じで楽しかった
・ちがう帽子をかぶって同じ景色をちがう人の立場で眺める不思議な感じ
あなたも色んな視点を試して、自分の視点を意図的に選んでみませんか?
タムシンコーチ(会社員)のプロフィール
副業プロコーチ。普段は民間企業で新規事業開発を担当する40代マネージャー。対話を通じて悩みや不安、ストレスを生じさせる問題を探り、目標達成をお手伝いします。皆さまの成長がなによりの喜び。コーチング組織CTIの応用コース修了。コーチング×MBA×ポジティブ心理学のかけ算を実践中