いよいよ保ち合いを放れるか!? ハイパー(3054)テクニカルレポート

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 ハイパー(3054) チャート分析レポート
 いよいよ保ち合いを放れるか!?
日経平均が29年ぶりの高値水準まで急騰したが、日経平均やTOPIXに影響の大きな銘柄が買われているだけで、遅れ感が強い銘柄が多い。特に、小型銘柄の中には、買われすぎから大きな調整となるものも見られるが、買われすぎているわけでもないような銘柄は売られることもなく、保ち合いが続いている銘柄が多い。日経平均などの指数に過熱感が出るなかで、まだ買える銘柄はないかということで注目してみると、ようやく保ち合いを放れかけているようなものが散見される。
今回の相場は世界的な金余りの中で、買える銘柄を物色するという流れなのであるから、これまで見向きもされなかったような銘柄が、今度は「まだ買える銘柄」として取りざたされる可能性もあるのではないかと思う。特にハイテク銘柄などが買われすぎており、買われすぎ銘柄の利益確定後に注目される次の銘柄としてハイパー(3054)をピックアップしてみた。
先週の値動きは売り飽き気分からの買い直しという雰囲気で、一目均衡表で言うところの「三役好転」となってきており、いよいよ保ち合い放れとなるかどうかというところである。3月の暴落からの立ち直りや暴落前の節目と見られる水準が600円台に見られ、ここからまた、600円台で高値を付けて、結局は保ち合いが続くという可能性もないことはないが、保ち合いが長いなかで、一目均衡表の雲や75日移動平均線のサポートをしっかりと確認したうえでの上昇と見られ、上値追いも期待される。さすがに一気に年初の高値水準まで上昇というわけにはいかないのだろうが、移動平均線のサポートを確認しながらの水準訂正も期待される。

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