風邪をひいた時、頭が痛い時、胃がむかむかする時など、薬を飲むことが多く、ある程度の年齢になった人であれば薬を飲んだことがない人はいないと思います。普段は病院から出されて、何も考えることがなく、言われたまま飲むことも多いと思います。
この項目では普段あまり意識することがない薬について改めて考えたいと思います。
薬が何かということを考える前に、私たち自身の体について考えてきたいと思います。人間の体は恒常性があります。
簡単にいうと常に体の状態を一定に保とうということです。例えば、風邪で熱がでたとします。
その場合、汗をかいて体温を下げようとします。
逆に寒いところにいると体は熱を作り出し、体温を一定に保とうとします。他の例としては、期限がきれて腐っていたりする体に有害なものを食べたりします。
そうすると体は健康に悪いものとして、吐いたり、下痢をしたりして体から出そうとします。
このように体はシーソーのようにバランスをとって常に一定に保とうとしており、これが恒常性です。
では薬は何をするのでしょうか。
薬はこの体の恒常性というシーソーを調節する役割を持ちます。
小さい時にシーソーで遊んだ時に友達と1人ずつ乗っていたのに、別の友達が入ってきてそのバランスが崩れたなんて経験は多くの人がしていると思います。この別に入ってきた友達が薬というわけです。
このように薬は恒常性を調節していきます。
体には元々向上性があるため、薬は体にとって異物なわけで本来存在しないはずのものです。
その力を使い無理やり体のバランスを調節しているということを決して忘れはいけません。薬(クスリ)を逆から読むとリスクになるというのは有名な話で、想像もしなかった形で体に良い影響を与えることもあれば悪い影響を与えることがあります。
このように薬は、人間の体にある恒常性を調節し、良い影響・悪い影響を与えます。
体にとっては元々ない異物であり、注意した上での正しい使用が必要であるということを忘れてはいけません。
人間の体は恒常性という性質を持っていて、シーソーのように体の状態を一定に保つ
薬は本来体にとって異物で、正しい使用方法が重要である