現在、新潟日報社さんが実施されている、「きぼうの息吹」というプロジェクトに参加させて頂いております。
「きぼうの息吹」は、新潟で生まれた新しいチャレンジを集めて発信し、チャレンジにこめた思いや感動をみんなで共有し、チカラに変えていく新潟日報社さんの2022年度プロジェクトです。
私の活動の内容は、いたってシンプルで、、、
“オンラインでお話を聴く”という活動です。
会社や家庭や雇用形態や性別や年齢や、今、働いているとか働いていないとか、そんなことは取っ払って、いつでも、素直に、安心して、本音で話せる場所をつくれるような場所を創りたい。
これが、私の想いです。
私は、約9年間、大学のキャリアセンターで働いてきました。
大学キャリアセンターでは、相談ブースというものがあり、そこに所属する学生であれば、就職に関する相談をいつでもできるようになっています。
就職に関する相談といっても、それは本当に様々で、、、、
もちろん、ES添削や模擬面接といったオーソドックスな相談もありますが、実は、
「まずは何から手をつければいいかわからない」
「話がまとまっていないけれど、なんかモヤモヤする」
「自分がどんな仕事に向いているのかわからない」
といった、自己理解を深める内容の相談もできるのが、キャリアセンターの魅力の一つだと、私は考えています。
でも、「社会人になったら、なかなかこんな場所がない」これが、15年ほど社会人生活を経験してきた、私の率直な感想です。
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もしも、会社にそのような場所があったとしても、どこでどうつながっているかわからないので、なかなか素直には自分の気持ちは言えないだろうな。
ハローワークに行けば話は聞いてくれるだろうけれど、、、そもそも、行くのも面倒だな。
友人にも、正直な気持ちなんてなかなか言えないし、、、相談したところで、どうなるもんでもないだろうな。
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でも、私は、、、
学生時代よりも、社会人になってからの方が、誰かに相談したい悩みが増えたなぁと思っています。
〇職場の人間関係について
〇結婚・出産後の働き方について
〇主人の転勤についていったあとの働き方について
〇ワークライフバランスについて
〇正社員でいくか、契約社員でいくか
〇仕事の適性について
などなど。
もちろん、その時、その時で一人で悩んだり、友人に相談してみたり、、、
そして、その都度、相談した相手からのごもっとなアドバイスに、「そうなんだけどなぁ・・・」と、ちょっと苦しむ私がいました。
例えば、
「老後のことを考えると、正社員のほうがいいよ」
とか、
「子どもは、今が一番大事やで」
とか、
「転職を考えるなら、早い方がいい」
とか。
でも、今、私がフリーランスとして、自分が歩みたい道で、一歩を踏み出せているのは、キャリアカウンセラーの先生に相談したのがきっかけだったなぁと思っています。
そもそものキャリアコンサルティング(相談)の目的は、、、
相談者が主体的に意思決定できるように支援するものです。
なので、基本的には、相談したからといって、「こうした方がいいんじゃない?」というアドバイスがもらえるわけではありません。
基本的には、相談者自身が納得感をもって前に進むためのお手伝いをするのが、キャリアコンサルティングです。
ただただ、共感するだけがキャリアコンサルタントの仕事ではありません。
ごもっともなアドバイスをするのがキャリアコンサルティングではありません。
相談者の話を伺いながら、時には、相談者が自分一人では向き合いたくなかったことにも焦点をあてていくのがキャリアコンサルタントだと、私は思っています。
そのために、キャリアコンサルタントは日々、自己研鑽を積んでいます。
もちろん、キャリアコンサルタントの資格をもっているからといって、全てが完璧にできるわけではありません。
日々、反省の繰り返しです。
だから、日々、学んでいます。
それは、相談にきてくださる方のお話をきちんと理解したいから。
キャリアコンサルティングの時間を、相談に来てくれる方の人生にとって意味のある時間にしたいから。
だから、もし、今、誰にも相談できないモヤモヤを抱えていらっしゃる方がいらっしゃれば、ぜひ、キャリアコンサルティングを一度受けてみて欲しいです。
私でよければ、いつでもお話伺います♪