ヒロユキというカウンセラー(第4話)~カレー事件~

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コラム

(HSPは他人からの評価を気にしやすい)

HSPは周囲に敏感な気質をもっています。そのため人目を気にしてしまうこともよくあります。小学生の頃はそこまで気にしていなかったんですが、だんだんと「自分だけ違う」ことに対して強い羞恥心を感じるようになっていきました。

例えば遠足ということで、自由なスタイルでよいときに、自分だけ恰好や準備するものがみんなとズレていて笑われたことがありました。

他にも「みっともないから上の服をズボンに入れなさい」とTシャツをズボンに入れるように母からいわれてきましたが「Tシャツをズボンの中にインするのはダサい」と笑われたりしたことも覚えています。

(カレー事件)

こういった経験が積み重なるにつれて「親のいうことを信じるとみんなと違って恥をかく」という固定観念が自分の中に生まれていきました。なかでも1番嫌だったのが、高校時代お昼の弁当に母がカレーをもたせたことがありました。

今となってはお昼にカレーをもってきたことがある人は、僕だけではないと思うし、そこまで怒ることでもなかったかもしれないと思います。しかし当時の私としては、クラス中から「ヒロユキは昼の弁当にカレーをもってきた(笑)」と笑われ、しばらくネタにされたことが、めちゃくちゃ恥ずかしいことだったのです。

そのときは「世界中でカレーを学校の弁当にもってくるのは自分だけなんじゃないか?」というような気持ちでした。家に帰ってから母にめちゃくちゃ怒ったことを今でも覚えています。「ウチの親の感覚はずれている。これからは親のいうことは絶対に信じない。もし信じるとみんなに笑われる」という考えが自分のなかで確信に変わった出来事だったと思います。
それからはこれまで以上に人と違うことを恐れるようになっていきました。

他にも自分の好きな女性を周りの人に見破られることがすごく嫌でした。たまに「おまえ〇〇のこと好きだろ?」とズバリ見抜いてくる同級生がいると、みんなに言いふらされて、さらしものにされることが怖いので、全力否定していました。そのため好きな人がいても「全然好きじゃないよ」といった素振りをするようになりました。

これは大人になった今でもその傾向があります。職場などで素敵だなと思う女性がいても「ヒロユキさんって絶対あの子のこと好きでしょ?でもあの子彼氏いるよ?」とかいわれると恥ずかしくて仕事に行きづらくなります。だから素敵だなと思う女性がいても「全然好きじゃないよ」といった素振りをしてしまいますし、自分からアプローチをすることもありません。アプローチして拒絶されたり、周りから笑われることが怖くてたまらないからです。

自分が傷つくことをなによりも恐れていた僕ですから、惨めな思いをしなくてすむように女性のほうから僕にアプローチしてくれることをいつも望んでいました。そのくせ自分がタイプではない女性からアプローチされても嬉しいと思えないのです。これではなかなか恋人ができなかったわけです(笑)

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