正しく解釈するという事

記事
コラム
こんにちは、よめ子です。

例えば私の様に基礎疾患があったり、健康体な人でも体調が悪い日が続いたりした時にこんな事言われたりしませんか?

「病は気からだよ!」

つまり、気持ちが負けてるから体が調子悪く感じているだけ。
元気出していこうよ!!…っていう励ましもしくは叱咤の言葉と解釈している方が沢山いらっしゃると思います。

もちろん完全に間違っているものではないとは思います。
ですが病気の中には「気」=「メンタル」のみではどうにもならない事も沢山あります。
むしろ、自分は元気が足りないし、気持ちが弱いからダメなんだと更に悪化してしまう場合もあるかもしれません。

実は私も「病は気から」は、メンタルがのみが重視された意味だと思っていた時期がありました。
しかし、闘病仲間さんが出来て、この言葉の別の意味を知りました。

元となっているのは漢方医学だそうです。
人間の体は「気」「血(けつ)」「水(すい)」と呼ばれる要素によって成り立っていて、何かによってこのバランスが崩れると病気や体調不良にになると考えられています。
病は気からの気は、この体の中を流れる要素の一つである「気」が乱れてしまっている状態を表すのだそうです。

もちろんその気を乱しているのが、生活習慣だったりストレスだったりと様々な要因があるので=メンタルも間違っていないのですが。
気持ちが弱っているからダメという決めつけと励ましは、あまり宜しくないかもしれませんね。
もしかしたら原因は血にあってそれが気を乱してる…なんて事もあるかもしれませんし。

「気」「血(けつ)」「水(すい)」を整えるには、規則正しい生活、リラックスした環境、そして時には漢方などの整える薬の力…様々な整え方があると思います。

なので「病は気から」を使う場合は、ただ元気を出せ!だけでなく。
少し休んでリラックスしてみたら?とか、こういう病院に相談してみたら?と、体の全体を整えるようなアドバイスなどを付け加えてあげると良いのかもしれませんね。

人とお話する事も、少しリラックス効果をもたらすかもしれません。
もしストレスやモヤモヤがあったら、どんな小さなことでもぜひお気軽にお話下さいね。

そうした気持ちを抱えたあなたのお役に立てたら、嬉しいです。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す