思考停止のコストは、あなたに請求される

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現代は毎日、判断することが多すぎます。
だから私たちは、誰かの結論を借ります。
テレビやマスコミ、インフルエンサー、あるいは世間の空気からでも。


多くの場面で、それは合理的です。
毎回ゼロから調べて、考えて、判断していたら、生活が回りません。
そういった意味で他人の知見を借りるのは、当然だと思います。


問題があるとすれば、借りることではありません。
借りたあとに、どこまで自分のものにしたかです。

自分で考えたか。
自分で調べたか。
自分で試して確かめたか。

ここを飛ばすと、借りた知見は知恵になりません。
ただの服従になります。


服従には、便利な錯覚がついてきます。
失敗しても、自分の責任じゃない気がする。

あの人が言ってたから。
みんながそうしてたから。
テレビでもそう言ってたから。

でも、現実はそこを許しません。
結果は、決めた本人に戻ります。

ここで言う責任は、謝罪でも罰でもないです。
起きた結果が、自分の体験として返ってくる、という意味です。


たとえば詐欺師に騙されたとします。
詐欺師は悪い。これは当然です。
ただ、冷たい事実が残ります。

信じたのは誰なのか。
最後にお金を出したのは誰なのか。

騙された人が悪い、という話ではありません。
騙す側が悪い。
それでも、体験として返ってくるのは自分です。

眠れない夜も、減った残高も、失った時間も、取り返しのつかない悔しさも。
それを詐欺師は肩代わりしません。
テレビも、世間も、守ってくれません。


ここで多くの人が腹を立てます。
なぜ被害者の自分が、そんな話を聞かないといけないのか。

その気持ちは自然です。

ただ、被害者のままでいる限り、また同じ構図に吸い寄せられます。

なぜなら、他人の言葉に乗る限り、判断の主体が育たないからです。

主体が育たないと、また強い言葉に吸い寄せられます。

安心をくれる言い切り。
怖さを消してくれる断定。
責任を薄めてくれる空気。


ここで一つ、線を引きます。

他人の情報を使うのはいい。
ただし採用するのは自分。
これだけです。


採用した瞬間、あなたの人生に体験として返ってくる。



重たい自己啓発は要りません。
やることは小さくていい。


確認は3つです。

1 誰が言っているか
利害、立場、売りたいもの、守りたいものがあるか


2 反対を一つ探したか
賛成だけを集めると、検討ではなく正当化になります


3 代償は何か
時間、お金、人間関係、健康

失う可能性があるものを一つ言語化する

たとえば健康。
みんなが飲んでいるサプリがある。
口コミも多い。
専門家っぽい人も勧めている。
だから安心して買う。


でも、生活習慣はそのまま。
睡眠も食事も運動も変えない。
サプリに期待だけを乗せる。


このとき確認するのは、これです。
そのサプリを勧める側に利害はないか。
反対意見や注意点を一つでも探したか。
効かなかったときに失うのは何か。


効かなかったら、メーカーや世間のせいにしたくなります。
でも、採用したのは自分です。
期待したのも自分です。
結果は、自分の体験として返ります。


もう一つ、投資。
テレビの専門家が安全だと言っていた。
インフルエンサーも推している。
だから大丈夫だと思う。

でも、その人の立場と利害を見ていない。
広告なのか、案件なのか、どこに所属しているのか。
何を売りたいのか、誰を守りたいのか。

そこを見ない採用は、思考ではなく委任です。
委任した結果の損は、委任先ではなく自分に戻ります。
下がったとき、眠れないのは自分です。


この3つを通すだけで、世間の言葉は道具になります。
通さないと、飼い主になります。


世間の言葉を信じるな、ではありません。
テレビを捨てろ、でもありません。

信じてもいい。借りてもいい。
ただし採用するのは自分です。
結果は、あなたの体験として返ってきます。
それを分かったうえで採用すれば、思考停止は終わります。
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