意味を外す
私たちは、見えている世界を「意味」で包んでいます。
美しい、汚い。正しい、間違い。
それを言葉で名づけた瞬間、世界はあなたの世界に固定されます。
その意味づけがないと生きられないほど、
人は安心が欲しいものです。
意味は、安心のラベルです。
そのラベルで世界を狭くしていることには気づきにくい。
目に入るものに、名前をつけないで見てみてください。
空でも、カップでも、人の顔でもいい。
ただ、あるもの。これは何だろうと考えない。
……それだけで、世界は変わります。
赤ちゃんがありのままなのは、言葉をまだ知らない、意味付けをしないから。
意味を知らない世界では、痛みも喜びも、ただ流れているだけです。
世界を知った気になってくれば、その中で安心しながら、同時に閉じ込められている。
もしあなたが疲れているなら——
いったん、そのラベルを外してみてください。
それは、閉じ込められた世界から出ることに繋がります。
もう一度、世界と出会うための準備。
生きるための知識を足してきたから、次はいらないものを外していく。
「わからない」を、悪いことにしない。
実際はわかったつもりになっているだけだからです。
意味づけを外れるほど感覚に集中していきます。
生きづらく感じることがあるのなら、いらない意味づけの上で行動しているからです。
感覚を指針に行動してみれば世界が変わってきます。