たとえば、となり同士の建売住宅。
少しずつ間取りも違うし、外壁の色も、外構も違う。
確かに違いはある。でも、同じ価値観で設計しているから同じように感じる。
住宅展示場に行けば、各社それぞれの特色は確かにあります。
違う家を建てるようで、同じマイホームの形を買っている。
流行のデザインの服を買う。
確かにブランドごとに違いはある、好みもそれぞれ出てくるでしょう。
でも、同じ価値観でデザインすれば同じように見える。
現代の社会で個性と言われているものは「型の中での選択」にすぎません。
どんなに色を変えても、同じ価値観でつくられた世界は、同じ匂いがします。
「これが普通だよね」と言われたときに、
「普通って何」と言える視点。
とはいえ、家や服は所詮物質ですので「正解」で安心しても良いと思います。
けど、個性にはマニュアルや正解はありません。
あなたの正解は今のあなただけ。
個性は、優劣をつけることではなくて、同じ土俵に立たないことです。
自分の世界をどう表現するか。
他人の基準で評価される場所に長くいると、比較ばかりになります。
「誰よりも上手く」
「誰よりも目立って」
「誰よりも正しく」
「誰より」と考えた瞬間から、誰かになろうとしています。
個性は競争するものじゃ無いですよね。
自分の世界は誰も理解しなくてもいい。
その瞬間にしか出せない音、描けない線、言えない言葉。
出してみると面白いと思います。
あなたの価値観でしか出せないものも必ずあります。