上手に使おう。「図のトリミング部分を削除」

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コラム

パワーポイントのサイズが大きい際、軽くするワザに「図の圧縮」があります。
スライドで使っている画像を一括でサイズダウンできる便利な機能ですが、注意点も。


スライド上にある画像を選択すると、トップのメニューに「図の形式」というタブが表示されます。
このタブ内にある「調整」グループに、「図の圧縮」があります。

【画像の圧縮】
✅この画像だけに適用する
✅図のトリミング部分を削除する
のチェックを、用途に合わせてON/OFFします。

ファイル内の全ての画像を一括で圧縮したい場合は、
「この画像のみ適用する」のチェックを外します。
(ファイル内全ての画像に適用される)


ここでポイントになってくるのが「図のトリミング部分を削除」です。


この機能は、その名の通り、トリミングの余分な部分をデータ削除してくれる機能なのですが、1度使ってしまうと、トリミング枠外の画像が出てきません。

後から画像のエリアを広げたり、トリミングエリアがまだ仮である場合は、
削除しないようにしましょう。


逆に外部共有資料などの場合は、「図のトリミング部分を削除」をかけておくのがおススメです。
ただのトリミングのみでは、トリミング機能を出すたびに、本来表示すべきでない部分も見られてしまう可能性があります。

「図のトリミング部分を削除」には、ファイルサイズ削減だけでなく、情報の漏洩を防ぐ側面もあります。

テクノロジー夜景.png


最後に「解像度」メニューでは、圧縮率を選びます。
・会議やウェビナーなどの上映が主な場合は「Web」
・印刷が主な場合は「印刷用」を選択します。
これを使えば、画像の最適な圧縮が可能です。



ファイルサイズの軽減&情報漏洩防止にもなる便利な機能です。
圧縮・トリミングの仕様を理解して、上手に使いたいですね。


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