思いが伝わる!たった一つの叱り方

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コラム
子どもが物を壊したとき。

食べ物こぼしてしまったとき。

大事なものに落書きしてしまったとき。

どのように伝えればいいでしょうか?

感情的になれば、すぐに"叱る"という行動をしてしまいそうですが、これだけでは伝わりません。

固い言い方になってしまいますが、
私たちが子どもに伝えたい事は「この行動をしてほしくない」という思いです。

今回は、そんな誰かに思いを伝える方法についてです。

この思いを伝えたいという気持ちがベースに無ければ、どのような行動が適切であるか冷静に考えることはできません。 

そして、毎日、毎日叱ってばかりでは聞いてもらえません。

また同じことを言っていると思われるだけです。

そのためには、聞いてもらう状態を作らなければいけません。

それが、⭐叱る前にしていた行動を認める⭐ということです。

子供を認めてから叱る。

子供は悪いことをしちゃった・・・と思ったら、
子供なりに怒られると思っています。

これから"叱られる"という嫌なことがあると思っています。

嫌なことがあると分かっているときは、耳をふさいで何も聞いてくれません。
まずは、そんな耳をふさぎたくなる子どもの心を開かなければいけません。

そのために、叱る前にしていた行動を褒める。

褒められる事がわかれば、心を開いてくれる。

そして、心が開いた後に、本当に伝えたい事、"してはいけないこと"、"して欲しいこと"を伝える。

大人の人間関係でも同じです。

実は、子供に限らず大人の人間関係でも有効な方法です。

つまり、"叱る前にしていた行動を認める"というのは、この方法を使えば叱っても良いというわけでは無く、子どもとの信頼関係を築く方法の一つという事です。

しかし、信頼関係の構築は一朝一夕にはできません。

日ごろから相手を認める姿勢。

相手の良いところを見る姿勢。

少しずつの積み重ねです。

私も伝え方を間違えて、何度も後悔したことがあります。どんな人であれ相手を尊重して、"相手を好きになる!"くらいの思いで伝えると、少しずつ思いが届いているような気がします。

特に感情的になってしまいそうな場面では難しいですが、慣れてくると心でつながるという事が、こんなに清々しいものかと思えるので、お子さんに限らず、どんな人にでも、ぜひ実践してみてください!
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