ブラック企業の特徴:⑧ありえない速度で管理職にさせられる!

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ビジネス・マーケティング
入社して半年も経たないうちに

「〇〇君、頑張っているね。来月から管理職に昇格だよ。
君の伸びしろに期待してるんだ。頑張ってくれよ!」

本当に実力を認められての出世であればこんなに嬉しいことはないですが、
たいした貢献をしていないにも関わらずの辞令であれば
眉にツバをつけてください。

いわゆる「名ばかり管理職」にさせられる可能性が高いです。

会社にとって、ムダに管理職を増やすことには2つのメリットがあります→

① 管理職は、労働基準法では「管理監督者」にあたり、残業代を支払う必要がないとされていること

② 権限がほとんどないにも関わらず、役職を与えることにより精神的に
会社から逃げづらくさせ、繁忙期や人員不足時には徹底的に
コキ使うことができること

という理由です。

1に関しては「みなし残業」を長く設定している会社よりも
悪質かもしれません。
たまにみなし残業を50時間などと
信じられない長さに設定している会社もあります。

そんなアホ会社でも50時間を超えれば、
一応、建前上は残業代が出ることになります。

ですが、管理職としてしまうことで会社側は
「だって、法律で残業代、支払わなくていいってなってるもーん」
と言えてしまうワケです
(最近では労働基準局が「名ばかり管理職」には残業代をつけなさい!
と指導をしているようですが、
中小企業にはまだまだ行き届いていないようです)。

2に関してもほぼ同様です。
まずは役職を与え「会社の大黒柱」であると錯覚させます。
日本人は真面目なので、
「よっしゃ!俺が会社を盛り上げていくぞ~!」
となりやすい方が多いので、それを利用するのです!

決算月の泊まり込みは当たり前、
人員不足時は「お前は○長だろ!お前がケッぱらないでどうするんだ?
周りに示しがつかないだろ!!」
と言われ30連勤等をさせられます。

もちろん、“管理職なので”残業代は出ません。

そんなことが続くと、
家庭不和による離婚・あなた自身の精神崩壊が訪れやすくなってしまいます。
私はいつも思っていましたよ。

「エラそうに言ってるだけの、テメーらが現場出てきて働けよ!」
と。

☆=今日のまとめ=☆
異常なスピードの管理職登用には注意!
実力によるものであれば問題ありませんが、
客観的にみてオカシイ場合は条件や職責を
しっかりと確認すること!
でした。


~ExciteZERO~
専属ライター
ニューエイジヘルスケアマーケター しゅんたろー




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