世界の軍事費総額は1兆9733億米ドル、約200兆円。世界福祉に使えないものか。。

記事
ビジネス・マーケティング
経営者の皆様、おはようございます! 

私はちいさいとき、大人になる頃には戦争は無くなっているんだろうな、と思っていました。

人が人を殺すなんて事にどんな理由があって正当化していくのかなと。大人同士であれば話せば解決できる問題であろうと。

 悪い事をした人であっても、殺して良いわけないですよね。でも、国を跨げばそれを行えます。

 戦争は未だに世界中にあります。お隣、韓国も停戦中なだけです。

 戦争は、いけない事だと思いながら、なぜやめられないんでしょう。

 先日、落合陽一先生の著書、「2030年の世界の地図帳」の中の、落合陽一X池上彰対談、「なぜ、世界の問題は解決できないのか」を読みました。

 ”実際SDGsは世の中にどのように役に立つのか?” という話でしたが、兵器の削減が入っていないのは、”国連が各国の利害を勘案したうえで選ばれた最大公約数的な問題設定にとどまっているから”という記載がありました。

 たしかに、SDGsを世界的に展開するためには各国が賛成しやすいようにきれいごとを並べている面もあります。もちろんSDGsには基本的に大賛成ですが、兵器の削減や、労働搾取は大国のアメリカや中国が賛成できなくなるのを避けるために除外されているとの事。

 日本でも、アメリカでも昔は国内で戦争が起きていましたが、今や藩や州ごとに軍隊など持っていません。地球も、世界規模で戦争をしない、世界統一の政府を持てばよいだけです。EUは戦争をなくすために統一されました。次は世界で行えば、世界から軍隊は消えます。

 そうすると、200兆円もの軍事費が世界で浮きます。日本の国家予算一般会計の2年分です。かなりの事が出来ますよね。軍事費はもともと税金ですので、その費用を世界の福祉に充てればよいだけなのです。

 でも、自分の事を考えても、他の人よりも良い生活はしたい、自分の家族や知り合いには良い医療を受けてほしい、せめて平均よりも幸せであってほしい、などと考えてしまいます。

 自分の家族と同じように他の人の幸せを皆が考えられるようになると、戦争は終わるのだと思います。そのように考えられるようになる生活の余裕が世界レベルで必要なのだと思います。十分足りていると。

 フードロスや偏った所得格差を考えると、地球規模では十分足りているようにも思います。

 「隣人を自分のように愛しなさい」。難しいですね。全体でのレベルアップが必要です。真の共存です。

 企業も、脱炭素という共通の敵に対して戦うため、共存の連携が進んできました。自動車メーカーなどで連携が進んでいます。脱炭素のための巨大な開発費を競争しながらも負担し合う。

 スポーツマンシップのような提携が増えてきているのを見ると、統一政府による戦争のない世界もあり得ない話ではないと思えるようになりました。

 競争相手でもあり、パートナーでもある。人類のための共存共栄。そんなスポーツマンのようなさわやかなお付き合いを企業同士でもしていきたいですね。

 今日も最後までお読みいただき、大変ありがとうございます!素敵な一日をお過ごしください。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す