サイコパス、カバードアグレッション

記事
ビジネス・マーケティング
ここで紹介する二つの“個性”がもし職場に居たら、できるだけ早い対処が必要となります。サディスティックで相手を攻撃して困っている姿を見ることそのものが目的化するため理屈、理論、ルールで説得することも困難です。可能なら関わらないことが一番ですが、職場だとそうもいかないケースもあります。上司や人事と情報を共有して対処することを検討してください。

サイコパスとは、共感能力が著しく欠如し、自己中心的で、自分の欲求のために他者を利用したり、操ったりする傾向がある人格障害の一種です。良心の呵責が薄く、衝動的な行動をとることが特徴です。社会的なルールや道徳観念を無視し、周囲の人々を傷つける攻撃性があります。頭がよく、カリスマ性を帯びることもあり、このタイプの人を支持する集団を構成することもあります。組織の中にあっては会社の方針に反抗的な態度を取る派閥を形成することがあります。犯罪者に目立つ性質ではありますが、サイコパス全員が犯罪者というわけではありません。

カバードアグレッションとは、攻撃的な感情を直接表現せず、代わりに消極的な抵抗や回避行動をとることを指します。例えば、怒りなどの感情を隠し、直接相手にぶつける代わりに、無視したり、さぼったり、責任転嫁したりするなどが挙げられます。この行動は、自分の気持ちを抑え込み、相手に直接的な衝突を避けるために行われることが多いですが、長期的に見ると、人間関係を悪化させたり、ストレスを溜め込んだりする原因にもなりえます。

カバードアグレッションはサイコパスと異なり一見すると大きな問題がなさそうに振る舞います。それどころか味方を装って、同情や助言をしながら裏では真逆の言動をしています。このため問題が目立たずに発覚が遅れることが考えられます。しかしこれを放置すると組織全体の士気を低下させ、生産性を阻害する可能性があります。

早期に発見し、適切な対応を行うことで、組織全体の健全な発展に貢献できます。

発見するためのポイントを書き出します。

行動
・特定の個人やグループを意図的に無視したり、交流を避ける行動
・自分のミスを他人のせいにしたり、責任を回避する行動
・故意に仕事を進めなかったり、締め切りを守らなかったりする行動
・同僚の悪口を言ったり、陰口を叩いたりする行動
・チームワークを妨げたり、協力的な姿勢

コミュニケーション
・直接的な意見を言わず、遠回しな表現や皮肉を使って意図を伝える
・常に否定的な発言をしたり、建設的な意見を出しにくい雰囲気を作る
・目を合わせない、ため息をつく、眉をひそめるなど、非言語的なサインで不快感を示す

組織内の雰囲気
・チームメンバー間の不信感や緊張感
・部署間やチームメンバー間のコミュニケーションの停滞
・チーム全体のモチベーションの低下

個人の好き嫌いや主観的な判断ではなく、客観的な事実に基づいて複数の兆候を総合的に判断し、パターンを捉えることが大切です。中途半端に関わると相手からの反撃を受けることがあります。それに対する備えも怠ることはNGです。上司など信頼できる人を巻き込んで、一人で対処しないことも大切です。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら