自分が今いる環境に漬かりきって、そこが本当はべストな環境でなくても“いつもと同じ”という環境に依存してしまうこともあります。
私たちの本能は変化を嫌います。自分の知っていることや自分でできることで過ごしていける心理領域をコンフォートゾーンと言います。これを黄色い縁で表します。コンフォートゾーンの中にいることは一見大きなリスクが無いように思えます。
そしてそのコンフォートゾーンの外にある領域=ストレッチゾーンはまだ知らない事やできない事の領域です。コンフォートゾーンからストレッチゾーンへ出る時には不安や違和感などの抵抗を感じて苦労します。苦労して変化をするくらいなら嫌なことがあっても普通に生活をして行ける現状の中に留まる選択を続けていると物理的にも精神的にも環境への依存が強まります。
職場や会社の文句は言うけれど、積極的な改善のための行動を起こすわけでもなく、改革案には反対をしたりします。さらにそこまで嫌な組織であっても転職しようという意欲も高くはない。嫌なことがあっても文句を言っていれば済む環境に漬かりきっている。居心地が良いとは言わないけれどもコンフォートゾーンから出る違和感や不安の方が大きい。このように今の環境ややり方に執着することも一種の環境依存です。そしてこのような人は組織の成長の足を引っ張ることがあります。
いつもと同じこと、いつもと同じ人、いつもと同じ場所・・・というのは大きなトラブルもなく一見安心ですが、成長という観点ではリスクしかありません。少しずつでも違うことを試してみることでこの空から出るチャレンジをしましょう。初めての人に合う。レストランでいつもと違うものを頼む。通勤路を少しだけ変えてみる。などちょっとしたことからでOKです。