研修の冒頭、プラシーボ効果の説明で自分の言葉を一番聞いているのは自分自身という話をしました。メンタルプラシーボを発動させるためには、言葉のチョイスで潜在意識の書き換えをします。
ネガティブなイメージのある言葉をできるだけ使わず、ポジティブな言葉を選ぶことがポジティブシンキングにおいて重要なことになります。
私たちの行動は考えていることとセットになっています。行動がネガティブなのはネガティブなことを考えているから。思考にネガティブのアワードが多いからと考えることもできます。ですから意識的にポジティブな言葉をチョイスしようということになります。
敢えて言えば「バカ」「消えろ」「死ね」「殺す」「殴るぞ」「出ていけ」「ダメなやつ」「どうせ私なんて…」「無理だ」などは代表的なネガティブワードです。どうでしょう?誰かからこんなことを言われても嫌な気分になるのですが、逃れる頃のできない、なおかつ最も大切な存在である自分自身でこんな言葉を自分に浴びせたら良い効果があるわけありません。今日から使用禁止です。ぐっと堪えましょう。他者を攻撃しても自分が成長するわけでもハッピーになるわけでもありません。自分を卑下することや、諦めることも同じです。これらをやめるだけでも必ず効果は出ます。
反対にポジティブで明るい言葉は積極的に使いましょう。「楽しい」「気持ちいい」「ワクワクする」「できる」「やった」「ラッキー」「なんとかなる」「ま、いいか」「面白くなってきた」などはいくら言ってもOKです。ちなみに、「ま、いいか」はドラゴンボールの孫悟空、「面白くなってきた」はルパン三世が好んで使うワードです。このような楽観性、ポジティブな性質を持つワードは多くの人に好まれます。両作品のキャラクターの魅力の一つになっています。私達自身のためにも、周りの人のためにも意識的に、積極的に使っていきましょう。
リアプレイザルの研修テキストを独立させて作ったのは意図的にポジティブな考え方に目を向けるトレーニングでもあります。言葉は普段無意識で使っているものですので短期間で置き換えられるものではありません。実は言葉を変えることは一筋縄ではいきません。(今も敢えて「難しい」というワードを避けました。)少しくらい失敗しても問題ありませんので気長に取り組んでください。