ではここからコミュニケーションで使えるテクニックについて勉強していきましょう。まずはペーシングです。ペーシングとは、相手に合わせて会話をする技術です。これは相手との共通項を増やすことのできる手ごろなテクニックでもあります。日本NLP協会のサイトから要約すると、聞き手と話し手に一体感が生まれ、話し手が安心して話ができるようになり、相手との信頼関係を築くことができる手法です。
具体的には声のトーンやボリューム、話すスピードやリズム、あるいは感情やテンション、使う言葉のレベルなどを相手に合わせます。またメンタリストDaiGoさんは趣味、服装や飲み物の好みなどから自分との共通点を見出すこともペーシングに含まれると話しています。接遇の基本である目線の高さを合わせることも広義のペーシングと言えます。
なお、ペーシングはペースメーカーになることではありません。ペースメーカーは話題や雰囲気を誘導して流れを作る役割です。ペーシングでは一部の例外を除いて原則的にペースメーカーとは逆のことを行います。ペースを相手に委ね、相手のペースで進めることで相手にとって快適な状況を作り出します。その状況下でコミュニケーションを繰り返すことにより、人間関係を近いものにして信頼関係を構築します。人は信頼している相手からの言葉を聞き入れやすくなる習性があります。信頼が得られれば相手から私達に開示してくれる情報量も増えることになります。
方法としては大きく3つあります。
①ミラーリング
②マッチング
③バックトラッキング
順番に説明していきます。最後に少し練習もしてみますので、一つずつ理解していってください。
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