(わたしは、透明人間なんじゃないかな)
この思考、
それを証明してみようという感情、
その後何十年もわたしの人生のテーマになっていきました。
いつのまにか、
知らず知らずのうちに、
無意識のうちに..
そのテーマはいつしか
『わたしは透明人間だ』
と証明できれば、こころの「スタンプカード」にスタンプを1つ押す
そんな決まりごとを創り出すこととなり、
密かに起動し始めました。
それからのわたしの生きる道には、
『わたしは透明人間だ』
を証明する出来事が段々と増え、
こころの「スタンプカード」には、
面白いようにスタンプでいっぱいになっていきました。
◇クラブ活動で注目され、評価されるのはいつも他の同級生◇
~本当にやりたいクラブ活動に入部せず、評価されないものを選んでいた~
◇(どうせフラれるだろう)と思いながら好きになった同級生に告白◇
~人から好かれるとの発想全くなく知らず知らずのうちに断られる結果を期待
して告白。そしていつの間にか、無意識のうちにスタンプを貯めていた~
こんな風に無意識のうちに、
いつの間にか、知らず知らずのうちに、
否定的な結果を当然に貰うものとして行動していたら、
自分からも、他者からも、
否定される自分
評価されない自分
を証明する生き方のシナリオばかりを選んで、
(やっぱりそうなんだ)
と、思い描いた結果を引き寄せて安心する。
その歪んだ安心をだんだんと大きなものの引き寄せにつなぐ。
この悪循環、
職場でも、プライベートでも、
否定的自分を育てるのに持って来い!
の対人関係や環境引き寄せてくれるという念願を、
さらにさらに叶えてくれました。
その後、
何十年も経て、
(待てよ?)
◇こころの「スタンプカード」が引き寄せてスタンプを貯めていること◇
◇毎度毎度、お馴染みの、お決まりの後味の悪い感情を連れてくること◇
(どうせ、わたしなんて!)
(結局、ひとからみられてないんだ!)
◇嫌なことの筈なのに、スタンプを貯めては(やっぱり!)と安心して
いること◇
◇段々目の前にやってくる物事に、インパクトの強いものがやってくること◇
これらのことに
疲れて、
懲りて、
気づいたとき。
(今度は、こころの「スタンプカード」を手放すことやってみよう!)
(手放すことで人生の展開が変わることを証明できたら、同じような苦しみの
なかに居るひとの役に立ちたい!)
これが、わたしのカウンセラーへの道のりの出発点、原動力となっています。
こころの「スタンプカード」を手放すこと。
勇気を出して
(えいっ!)
と取り組めばきっと心地よい変容の世界が広がり、
(自由だ~)
と、のびのびしている自分と出会えると思います。
まずは、一歩の勇気から。。。