部下育成に頭を悩ませることは、誰しも経験があるのではないでしょうか。
私もかつて、なかなか成果を出せない部下に対し、「できないのは本人のせいだ」と決めつけていた時期がありました。
確かに、育成される側が自発的に成長しようとする意欲を持つことは重要です。
しかし、人を変えることはできません。
変えられるのは自分自身だけなのです。
私自身の考え方や接し方が変わらなければ、相手も変わることはない、ということに気づきました。
この視点を持つことで、部下への接し方や指導方法が大きく変わってきます。
上辺だけの指導では、部下の本音は引き出せず、表面的な従順さしか得られないでしょう。
厳しい指導であれ、優しい指導であれ、指導する側の「想い、考え、態度、姿勢」こそが何よりも重要なのです。
部下は、ひとりの個性を持った人間です。
それ以上でもそれ以下でもありません。
そして、それは私たち自身にも言えることです。
部下をどのように見て、どのように捉えるのか。
これは、私たちが自ら変えられる部分です。
捉え方が変われば、感情も変わり、思考も変わり、結果として接し方も変わっていくでしょう。
一人ひとりに個性がある以上、人を育てることは決して簡単なことではありません。
むしろ、挑戦的で奥深いものであると日々感じています。