【椎名林檎 獣ゆく細道】
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【ドラマーちゃーりーです】
僕はポップスのレパートリーは500曲以上あります。
しかも全部、このような “見開き一枚の譜面” を書いていますから、いつでも再現できます。
●何十曲も演奏するセッションドラムや、カラオケドラムでは“見開き1枚で書かれた楽譜” でないと現場では使えないですよね。
ぜひ画面メモでプリントアウトされるか、自分で書き写されてください。
●書き方に多少オリジナルが含まれます。でも、見たら分かると思います。
●以下の方はお気軽にメッセージをどうぞ。
・リクエスト曲の相談
・ご質問
・演奏して見せて欲しい方
・何曲かまとめて制作して欲しい方
何でも相談に乗ります。
【「獣ゆく細道」をドラムで演奏する際のポイント】
椎名林檎×宮本浩次という、唯一無二の表現者同士がぶつかり合う「獣ゆく細道」。
ドラマチックなメロディと圧巻のボーカルに負けないドラム演奏が求められる1曲です。
今回はこの楽曲を演奏する際に意識したい
「曲の構成とキメのポイント」
「注意点」
「ボーカルを引き立てるための工夫」
についてまとめます。
【曲の構成とキメ】
「獣ゆく細道」は、静と動のコントラストが極めて強い楽曲です。
構成は次のように展開されます:
・導入(叫びでは言った後は語りのように)
・強く跳ねる
・バツカーダのサビ
・スウィングでブリッジ(転調)
・キメ
・ラスサビ(フルパワー)
・アウトロ
ドラム的にはAメロでの抑えたリズムキープ、Bメロでの跳ねるグルーヴ、そしてサビでの爆発力が肝です。
特に印象的なのは、サビ頭のクラッシュと同時に入るフィルイン、およびラスサビ直前の溜め→一気に開放する展開。
これらの“キメ”が曲全体を劇的に盛り上げる役割を担います。
【注意して演奏すべき事】
この曲でドラムが陥りやすいのは、
「リズムを先走ること」と「ノリを押しすぎること」です。
1. Aメロの抑制力:
ドラムは最小限でいい。バスドラム1発の余韻、ハイハットの間の“間”を大事に。
2. Bメロは跳ねるが走らない:
シャッフル気味のグルーヴ感を保ちつつ、テンポキープを厳密に。
3. サビの音圧のバランス:
全開で叩くのではなく、声との“ダイナミクスの掛け合い”を意識する。
また、中間ブリッジの自由な展開では、ドラマーの表現力も問われます。クリック練習をしながらも、あえて“ルーズに聴こえる”ような演出が効果的です。
【ボーカルを引き立てる】
「獣ゆく細道」の最大の魅力は、椎名林檎と宮本浩次の強烈な歌のぶつかり合い。
ドラムはそのエネルギーを邪魔せず、でも確実に下支えする存在であるべきです。
Aメロは徹底して引く:
ボーカルの語りに寄り添い、音数を減らして“空気を作る”。
Bメロ~サビは対話するように:
ドラムで感情を投げ返すような感覚で、リズムを叩く。
ラスサビは共鳴するように:
ここはボーカルに負けない気迫で叩き、全体のクライマックスを支える。
特に大事なのは、
“ボーカルとドラムが同じエネルギー軸で鳴っているかどうか”。
単に正確に叩くだけでは足りず、
“感情を音に込める”ことが要求されます。
それにはタメの使い方と、リズムのトップで演奏する理解が重要です。
【まとめ】
「獣ゆく細道」は、繊細さと情熱、静けさと爆発力の両方が必要なドラム曲です。
技巧よりも、“曲と向き合う姿勢”が問われる1曲とも言えるでしょう。
演奏する際には、ボーカルの一言一言に呼吸を合わせるように、ドラムが感情を運ぶ役割を
リズムのトップがボトムかで
意識してみてください。