「『さぁ、これから』を考えて強くなる」

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ども~、皆さん元気い~~!

「さぁ、もっと幸せに!」が、このブログのテーマです。


(抜粋はじめ)
「高円寺のマンションの話は聞いてるでしょう」と弘美が言った。

「35年かけて支払い終える予定でいたマンションが、夫が死んだおかげでローンがチャラになってあたしの名義になったの。それと夫のほうの義理で加入してた生命保険が7,000万、『お子様2人ならこの程度の金額は』って親切に勧められてね。おまけに勤務時間中の事故だったから労災までおりて、今のあたしは億万長者なのよ。いまこんなとこで死んじゃっちゃあ、元も子もないわけ」

「その話も聞いてない」と昭彦は言った。

「そのうち嫌でも聞かされるわよ」そう言ったあとで弘美は笑い声になった。
(抜粋終わり)


これは、今一番好きな作家“佐藤正午”の短編を集めた『事の次第』の一節。

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夫が死んでくれたおかげで、生活費の多くを占める住宅ローンはゼロになり、そのうえ1億円以上の現金が手元に残った未亡人、弘美のセリフです。

大切な人を亡くしても(大切な人ではなくても)、現実を生きる強さを感じます。

これは小説ですが、実際はもっともっと現実的です。いつまでも悲しみに浸っている暇はないのです。特に2人の子供を抱えて生きていかなければなりません。

夫婦、支え合って生きていければ、きっとそれは幸せなのでしょう。ほとんどの場合は…

では、弘美は運が良いのか悪いのか?

ひょっとすると心の中では、これまでやりたくてもできなかったことができるようになると、今まで持てなかった新たな希望を感じているかもしれません。

例えば、そりの合わなかった姑から距離をおき保育園で預かってもらってる間ネイルの勉強に励むとか、保険金を元手にかわいい輸入雑貨のお店を持つとか、マンションを売って子供とともに海外に移住するとか。

心の中でこんな風に考えることを不謹慎だと考える人がいるでしょう。

日本は今、平和です。だから、この小説のように夫が死ぬことはもの凄く不幸なことのように見えます。ウクライナやパレスチナでは、今まさに多くの男性が戦争で命を落としています。現地へ行ってしまえば、命を落としたのかどうかさえわかりません。

有事になると生命保険金どころか、遺族年金さえ支払われない。

日本は平和。残された者は何があっても「さぁ、これから…」と考えなければならないのです。

あなたなら“この1億円”で、どうやって子供たち、そして自分を守りますか?マンション資産以外に1億円もあるのだから言い訳はできませんね。

家もある。金もある。何でもできるはず。すべては自分次第。

ひとしきり悩んだり悲しんだら、「さぁ、これから…」を考える。自分ができること、自分がやりたいこと。何が正しいかなんてわからない。考えてみるだけでも気持ちが少し明るくなる。少しずつだけど明るくなる。

これが“強さ”ではないかと…。これならみんなが持っている、と思う。

若い時の別れのほうが辛いだろう。じゃあ、年老いてからの別れは?先が短い分、もっと辛いのかもしれない。

結局、いくつになっても「さぁ、これから」を考えられる強い人でありたい。




これからも「四柱推命」を活用しながら、皆さんの幸せのお役に立ちたいと思っています。

次回以降も、キンおじさんのブログ、よろしくね~~。
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