相談の極意 #003

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ビジネス・マーケティング

 皆様こんにちは。
コンサル英高です。
ブログの更新も3日目となりルーティン化しつつあります。
今日は私の提供させて頂いている、電話相談に関係する事に触れていきたいと思います。
テーマは「相談する時の極意」です。
実は相談は受ける側にも得意・不得意がありますが、相談者にも得意・不得意があるんです。
今回お伝えしたい事は、ちょっとした心がけで誰でも相談が得意になれるという事です。
ものすごく簡単で練習不要で即実践出来ますので、冒頭を見て「相談する時も気を使うのかよ。。。」
とネガティブイメージを持たれた方には特に見てもらいたい内容です。
それではお伝えしていきます。
伝えたいことは
「問題が解決された未来の希望像を素直に伝えて下さい」
たったこれだけです。
これを見て「誰でもそんなことやってるだろう!」と感じた方、もう少し読み続けて下さい。
これはどういう事かを例題を基に深堀りしていきますね。
「いじめられている」
こういう相談があった時には次のようなプロセスで相談を進めていきます。
*注)相談は話を聞いて共感するタイプとアドバイスをするタイプがありますが、
今回は解決へのアドバイスを行う前提で書いています。
1.「事実」を確認します。
いつ、だれに、どこで、どのように、どれくらい…etcといった客観的な質問をします。
相談者にも客観的に答えて頂きます。
2.「原因」の模索をします。
分からない事も多くありますが、半数は何となくでも原因を意識している事が大半ですので
原因を仮設定します。
3.「理想像」に近づく策を提案します。
どうなりたいかを相談者に確認して、それに近づけるアプローチを提案します。
4.「行動」
実際にアクションします。
5.「検証」
アプローチ案の効果を検証します。
成功であればこれで解決ですし、不十分であれば検証結果をベースとして違うアプローチを
模索して繰り返します。
*注)実際はもう少し細分化しておりますが省略させて頂いております。
では、「問題が解決された未来の希望像を素直に伝えて下さい」が何故重要かを説明していきます。
「1.」「2.」は本人の意図しない部分ですし、変わらない箇所です。
極論をいうと、相談者をよく知っている別の人物からも聞ける情報です。
「3.」については別の人物から聞く事が出来ません。
いじめられているのだから、いじめが無くなる事が理想像に決まっているだろう!
と思いがちですが実はそう簡単な話ではありません。
極端な話を例にだすと「学校からいじめをなくしたい」と「ターゲットが私から他の人に移って欲しい」
ではアドバイスのアプローチは全く変わってきます。
極端な例を出しましたが、ここで重要なのは相談者に良く思われようとして
希望像に色付けや、加工をするとその加工された情報を基にアドバイスを提案するので
本来欲しいアドバイスと遠く離れる場合があるという事です。
「何が何でも私はいじめられたくない!いじめる側になっていじめられないならばそれでいい!」という方も
正直いらっしゃると思います。
ですが、それをそのまま人に伝えるのは躊躇してしまいますよね。
言いにくさが邪魔をして希望像を加工してしまい「いじめを学校からなくしたい」「誰一人いじめられないようにしたい」
を理想像として相談者が相談すると、本来「学校にいじめがあるかないかはどうでもいい」「私がいじめられなければいいのに!」
と随分ちがいます。
これは興味のない異性から食事のお誘いを断るときに「その日は予定が合わない」と断った場合、
「ではいつなら大丈夫ですか?」と言われるのと性質は似ていると思います。
相談は真剣に乗ります。
だから相談するときは、真剣に嘘偽りなく正直な自分を相手に見せることから始めてみてください。
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