【復縁・片想い】感情のコントロールが恋愛を征する

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コラム
恋愛に対するお悩みで、『感情的になってしまう』というものが稀にあります。 
恋愛、というものがそもそも感情的、情緒的なものなので当然なのですが、感情的な状態だとうまくいくものもうまくいかなくなるため、気持ちの整理が必要です。

今日は、感情的だと自覚している方も、もしかして感情的になってるかも?と思っている方も、自覚していないけど振り返ると何か起きた時に感情的になっている事が多い方も

・感情的な時に悩み相談をどう利用すべきか
・感情的になっているか?のセルフチェック
・真の目的は何か?

この3つについてお話ししていきたいと思います。


①お悩み相談には2種類ある

-1:話しを聞いて、元気づけてくれる悩み相談
-2:問題を解決する、悩み相談
-2-1:Step1、ご本人の姿勢を正す
-2-2:Step2、ご本人のクセを変える
-2-3:Step3、相手に対してどの様な戦略を取るか考える

①-1:話しを聞いて、元気づけてくれる悩み相談
└自分が今、感情的だなと自覚しているなら選ぶ相談はコレ

感情的になっている=ストレス状態、なのでとにかく不満がたくさん溜まっている状態だと思います。
そういう時は、まず吐き出す事が大事だと思います。
よく言われている事ですが、特に女性(表現として分かりやすいので女性、男性、と書きますが性別というよりは脳のタイプの話しです。)は話す事で発散する事が出来るので、一旦話してスッキリするのが良いと思います。

私の出品サービスですと、下記の『 プロの資格保有:恋愛の悩み全般、お聞きします 全てに共感しながら、お話しをお聞きします。否定しません。』というのがそれに該当します。


私以外の先生も、話しを聞くことに特化してらっしゃり、聞いてもらうだけで本当に元気になる、励まし上手のポジティブ変換上手な先生がたくさんいらっしゃると思うので、合いそうな方に聞いてもらう事がお勧めです。

①-2:問題を解決する、悩み相談
└今の復縁、恋愛の状況を確実に改善したい方は問題解決型のサービスが◎

以前この様なブログを書いた事があります

『【女性向け】復縁するためにやる事ってシンプルだけど覚悟が必要、という話し』

ここにかなりしつこく書きましたが、復縁を叶えたいのであれば多くの方は覚悟が必要です。
片想いの方も、厳しい状況であればある程、覚悟が必要です。

悩み相談をする時に、ご自分の状況があまり良くない、と感じる方であればある程、問題解決型の相談が必要になりますし、同時に覚悟が必要になります。

そして、私の出品サービスの中で最も人気のあるサービスはこちらです。

これは、“本当にその恋愛を良くしたい”人向けなので、ご相談者様の気分を良くする事よりも、その恋愛で問題になっている点を解決する事を重視しています。なので、時には厳しい事をお伝えする事があります。
それであっても、今後の状況を改善したい方向け、なのです。

全く同じスタンスで復縁向けに出品しているのは下記です。こちらは、最短で今すべき事をお伝えする事も出来ますし、きちんと分析して今後の戦略を練る事も出来ます。

お電話が繋がって最初にどちらが良いかお聞きしています。
上の、『手も足も出ない恋愛導きます』の方で復縁をご相談くださってももちろんOKですが、こちらだと最短30分程度で結論を出す事も出来ます。(短時間の分析は精度が落ちる事をご留意くださいませ。)

と、覚悟がある方向けサービスを2種類ご紹介しましたが、この2種類のサービス内では、どの様な順序でどの様なアドバイスをするか、お伝えしていきましょう。


①-2-1:Step1、ご本人の姿勢を正す
└お電話の時点で感情的になっている方は、まず姿勢を正してもらいます

物事には順序というものがあります。
座って部屋でテレビを見ている時に冷蔵庫にあるリンゴを食べたくなったら、『リンゴを食べる』前に、『リンゴを手に取らないといけない』し、『冷蔵庫に取りに行く』必要があるし、『立ち上がらないと』いけません。

この『立ち上がる』状態が、=『ご本人の姿勢を正す』状態です。

これは何のことを申し上げているかというと、『今置かれている自分の状況を客観的に理解する』という事をしてもらいます。(=現状把握)
簡単そうに聞こえると思いますが、感情的になっている方、ないしは感情的になりやすい方はこれが出来ません。
地図を見ながら目的地に行く時に、現在地が不明なのと同じです。

例えば、全く脈が無い片想い(や復縁)の相談を受けているとして、そこから相手に自分を好きになってもらい、恋愛関係に発展していく、という場合、感情的になっている方の多くは、『相手がLINEの返信をすぐしてくれない。』『相手をデートに誘っても曖昧な返事をされる。』『誘ってきたのにその後具体的にならない。』などなどのエピソードを、“怒る”か“悲しむ”かのどちらかの感情と共にお話しされます。

しかし、良く考えて欲しいのは、
相手が自分に恋愛感情を持っている可能性が極めて低い
という前提です。

その前提だとしたら、LINEの返信が無い事も、デートの予定が組めない事も、おかしなことでは無いですよね?
(もしも自分が、好きではない人に誘われたらどうするか、考えてみてください。)

しかし、感情的になってしまっている方の多くは、これに怒ってしまいます。
悲しむのは当然なのですが、怒るという感情は少し別です。
それは、『お相手にもっと自分を大切にして欲しいから』『自分の希望した通りの事が起きていないから』怒るのです。

これは特に、これまで恋愛で辛い経験をした事が無い方や、復縁の方に多く見られる特徴です。
『私が好きになっているのに、相手が私を大切にしないなんてなんで?』という感情や、付き合っていた頃のお相手と比較して、『あの頃はデートもすぐしてくれていたのに、なんで?』と思ってしまいます。

なので、私はStep1の状態のご相談者様の場合は、『今はご相談者様が冷静になる事が一番重要だと思います。』『今一番ご相談者様が気が付かないといけない点はどの様な事だと思いますか?』などとお伝えしたり、質問したりします。
これは、ご自身で自分の力で気が付かないといけない事ですので、私がその答えを詳しく言う事はありません。(この件は今後ブログに書く予定です)
時間がかかってでも、ご自身で気が付く、が必要な重要ポイントなのです。

その結果、『リンゴを食べさせてもらえなかった。』『リンゴなんてなかった。』という感想をお持ちになるご相談者様もいらっしゃると思いますが、これは『まだリンゴの話しを出来る状態ではない』という事なのです。

ですので、感情的になってしまっている方はこの“相手は今自分に恋愛感情が無い”という事を受け入れる事からしなくてはなりません。
かなり厳しい事を言っておりますが、これが出来ないと次に進めないのです。
そして、相手が自分に恋愛感情があるか無いかが分からない、という場合も、“ない”と思って進めた方が比較的うまくいきやすいのです。

同じ様に感情的になってしまっていても、自分が怒ってしまっている事や、何故怒ってしまっているかを客観視出来る方もいらっしゃいます。
そういった方は、『立ち上がろう』という気持ちにはなっているので、次のステップに進める方だと考えています。

まずは、立ち上がりましょう。

①-2-2:Step2、ご本人のクセを変える
└感情的になってしまうのは、思考にクセがあるから

感情的になってしまう方の多くは、認知にクセがある事が多いです。
【認知】
心理学などで、人間などが外界にある対象を知覚した上で、それが何であるかを判断したり解釈したりする過程のこと。
引用…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
例えば
何かが起きた時に、『白か黒』と決めようとする極端思考
何かが起きた時に、客観的な事実より否定的な感情を堅実だと決めつける思考

極端な場合や重度な場合、身体的に影響が出ている場合などは私には対応出来ないですが、感情的になってしまいはするものの、冷静に物事を見る事が出来ていて、且つ論理的な会話が可能な方の場合は、訓練をして修正していく事が可能です。
(大抵の場合はStep3と同時並行します。)

少し時間はかかりますが、その訓練によって、思考のクセを変える事を続けることで段々慣れていくというものです。

これをする事によって、段々思考自体が感情的になりにくくなります。

①-2-3:Step3、相手に対してどの様な戦略を取るか考える
└個別にお話しをお聞きし、どうすれば状況が改善するかを提案する

ようやくここで、『冷蔵庫にどの道順でリンゴを取りに行くか』の話しや『リンゴをどうやって食べるか』の話しが出来る様になります。

これは、ご相談者様もお相手も状況も千差万別なので、必要に応じて個別分析などをしながらお話ししていきます。

電話相談も無料ではありませんので、時間の問題やご相談者様のご希望でStep1の状態の方にStep3のお話しをする事があります。
しかし、途中で『でも、LINEを既読スルーするなんて、ありえないと思いませんか?』と堂々巡りで元の話しに戻ってしまったり、『色々考えて、こうしようと思っているんです。』とご自身で考えた案の相談をし始める事が多いです。
当然、Step1の状態の方は現状把握をしていない状態なので、その状態で考えた案で進めてうまくいく可能性は極めて低いです。
立ち上がっていないのに冷蔵庫の前に行く話しをしているわけですから…。

それをお伝えした結果、怒ってしまう方もいらっしゃいますが、この2つのサービスに関しては、その時最善の具体案を出す、という事を重視しているので最善ではないと考えられるものを肯定する事は難しいのです。

カウンセラーさんやアドバイザーさんも、プロは“プロ”ですので、ご相談者様のお話し内容が最善ではないと分かっていても、機嫌を損ねたくないので肯定して話しを進める、ご相談者様が言って欲しい事を言う様にする方も多いです。
(電話恋愛相談は苦情も多いので、これが優先事項だと考えている方が一定数いらっしゃいます。)
また、感情的なご相談者様の場合は、わざと嫌われる様な事を言って、リピーターにならない様にする方もいます。

私は長年自分が電話相談を受けてきて、このケースのアドバイザーさんにご相談してもその後うまくいかない、という事を痛感しているので、仮に嫌われるようなことがあったとしても、正直に否定する時には否定しようと思っております。

②感情的になっているか、セルフチェック

-1:誰が優先順位になっているか
-2:感情のアップダウン
-3:目的のために、やりたくない事

②-1:誰が優先順位になっているか
└恋愛は2人でするもの

自分の人生は自分が主役です。
なので、自分のために生きるというのは大前提です。

ですが、恋愛は相手がいてこそ成り立つものなので、相手を思いやる気持ちが必要です。
自分を殺してまで相手に合わせるというのは問題ですが、相手の事を考えて行動する、というのは基本中の基本です。

しかし、Step1レベルの感情的になってしまっている方は、このベクトルが全て自分の方向を向いています。
なので、『相手に大切にされていない自分、かわいそう』だけがメインになってしまい、その結果、怒ってしまうのです。

ですので、お相手のご自身に対する言動に、怒ってしまっている方は要注意です。お相手の事情を思いやる事が出来ていない状態です。
怒ってしまっても、それが言動に出ずに『相手も相手の事情があるしな』と同時に考える事が出来ている方は次に進めると思います。

②-2:感情のアップダウン
└日によって、『好き』『嫌い』の感情がアップダウンする人は要注意

恋愛がうまくいっていない場合に、
『今日も〇〇の事が好きだなぁ。』と思う一方で、翌日になると『もうこんな辛い恋愛無理!諦める!嫌い!!』となる事があると思います。

うまくいっていない恋愛をしている時は辛いのは当然なので、仕方がない事ではあります。
しかし、こういうアップダウンがある場合に、その方が重視しているのは、辛い自分の気持ちを守る事、です。
『うまくいってない恋愛、私可哀そう!こんな可哀そうな私を好きになってくれない相手なんて嫌い!!』→自分の事を辛くさせる相手を、加害者の様に見てしまう、という事なんです。

難しい片想いや復縁を達成なさる方は、ここが達観しているので、気持ちがぶれる事がありません。
自分の未来の気持ちと、相手の未来の気持ちを信じているのです。
こういう場合は、冷静なので手を間違える事も少ないため、希望を叶えられる事が多いです。

②-3:目的のために、やりたくない事
└やりたくない理由は、なんですか?

やりたくない事をする、というのはお勧めしていません。
ご自分の心に良くないですし、万が一うまくいかなかった時に後悔しやすい、というのもあります。

その前提があるので、ご提案した事がやりたくない場合は別案を考える事もあります。
しかし、重要なのはやりたくない理由です。
少なくとも、その時点で最善の方法を提案しているので、理由によってはやりたくない理由が“感情的になっているから”だと判断せざるを得ない事があります。

例えば、物理的な理由や、環境的な理由、身体的な理由や過去のトラウマなどが理由でその案を受け入れられない場合は別案に切り替えるべきです。
また、やろうと思うけど勇気がない、という場合も仕方がないと思います。勇気を出すように頑張るか、何度トライしても無理であれば別案に切り替えるべきです。

しかし、具体的なご提案をした時に、感情的になっている方は『いいんですけど、そういう事はしたくないポリシーなんですよね。』『やってもいいんですけど、そういうのうまくいかないと思うんですよね。』という根拠がなく理由になっていない言い訳をする事があります。

これは、感情的になっている方が、その恋愛ないしはお相手に対してマウント状態になっているから起こる事で、やはりその本質は『自分を大事にしていない相手に自分がここまでするなんて』という心理からくるものが多いです。

とても多いのが、何度も何度もお相手に復縁を迫る連絡をしてしまい、相手に半分拒絶されている様な状況の時。
こういう時はまず、お相手からご自身の“悪いイメージ”を払拭する事が大前提です。
悪いイメージを払拭するために必要なことは、綺麗なバラを持ってお相手を迎えに行く事でも、美味しい料理を作って待っている事でもありません。
ご自身の存在を一旦相手から消す事が必要なんです。

消す、というと寂しい気持ちになるかもしれませんが、そういった状況の場合はお相手がご自身に持った印象を時間をかけて忘れてもらわないといけません。
復縁に冷却期間は付き物、とはよくいったもんで、この冷却期間というのは良くない印象を消すためにあるのです。

ですが、感情的になってしまっている方は、『でも、連絡をしないでいたら相手に新しい恋人が出来てしまうかもしれない。』『私の事を忘れてしまうかもしれない。』と、何かしらご自身にとって都合の良い言い訳を作って、実際に連絡をしてしまいます。

相手に他の恋人が出来る可能性も、ご自身の事を思い出さなくなる可能性もあります。それは、ご自身にとって大きなリスクです。
しかし、そのリスクを受け入れてでも、『悪い印象』を一旦リセットしないとそもそもお相手は同じ土俵に乗ってくれないのです。
お相手に恋人が出来る事を恐れて連絡をし続けていると悪い印象が長引くだけなので、冷静に考えれば長引いた方がリスクも上がる、という事が分かると思います。

という事で、今最善でしなくてはいけないこと、について根拠のない理由が出てくるときは、Step1の見直しが必要な程感情的になっていると考えられます。

③本当にそのお相手で良いのか?


感情的になってしまっている方とお話しすると、必ず共通点があります。
それは、

幸せになりたい。

と強く思っているという事。

当たり前だと思うと思いますが、その時に同時に思う事があります。

あなたは、そのお相手と一緒に幸せになりたいのですか?
それとも、ご自分が幸せになりたいのですか?

ここまでを全て読んでくださると分かると思うのですが、感情的になってしまっている方の多くは、お相手を好きというよりは、ご自分を優先した感情からくる言動をなさっている事が多いです。

そのため、他にあなたを幸せにしてくれる人がいるなら、その方と幸せになった方が良いのでは?
と思ってしまうのです。

そんな事を言ったら商売あがったりですが、実際、感情的になっている方は、次のお相手が見つかるとそれまでご相談してくださっていたお相手の事は一切話題にも出さなくなることが多いのも事実です。

もし今感情的になっている真っただ中だとしたら、『そんな事ない、私は相手を好きなんだ』と思うと思いますが、人間には『この私が好きになっているのに振り向いてくれないなんて』というプライドも、『あんなに好きだと言っていたのだから、元に戻るはず』という意地も、かけたリソースに対してもったいないという意識が働き、未来の事を冷静に判断出来なくなる心理もあります。(コンコルド効果)

そういったものを全て取っ払っても、そのお相手と未来を一緒に過ごしたいと思うのであれば、感情的になっているご自分を冷静に客観視しましょう。

④終わりに


ここまで色々散々言っておきながらですが、アドバイス通りにやらなくてはいけないわけでは無いです。

もちろん私はお金を頂いてカウンセリングをしているので、情報の差こそあれど、その時点で最善の内容をご提案しています。

しかし、他のカウンセラーさんやアドバイザーさんに相談してみて、別の案が出る事も、ご自身で考えたら、こちらの方法の方が有効だと思った、という事もあると思います。
実際、セカンドオピニオン的に他のカウンセラーさんやアドバイザーさんに相談する事はアリだと私は思っています。

判断する時に重視すべき点は“根拠”です。
その提案が『根拠がある提案か』という事と、『その恋愛を成就させるため、という前提に基づいているか』という点で判断するようにしましょう。

長くなりましたが、
実はこのブログ、最後まで読んでくださった方は、その時点で感情的になっている可能性は低いです。
少なくとも、Step1の状態では無い可能性が高いです。

感情的になっている方は、この内容且つ長い文章を最後まで読めません。
恐らく、途中で怒ってしまいます。

という、オチでした。




※それでも大事な内容なので、書きました。
明日、心が晴れますように。





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