子供がお友達と嫌なことがあって学校から帰ってきたとします。
例えば、A君がお子さんにバカと言ったらしく、
お子さんはひどく傷ついてます。
子供の話を聞いて、あなたなら何といいますか?
「A君はいじわるだから、きっと将来痛い目にあうよ。」
「A君はきっとみんなから嫌われる人になるよ。」
このようなアドバイスしてる方、されてきた方、いらっしゃいませんか?
実は、このようなアドバイスをする方が、非常に多いのです。
「自分を傷つけた人は将来絶対に不幸になる、だからあなたは大丈夫だよ。」
というアドバイスです。
このアドバイスの何が危険かというと、
こういう考え方を強くもってしまうと、
自分の幸せが、人の不幸の上にしか成り立たないという思考になり、
他人が不幸にならなければ、自分も幸せになれないという他人軸の上に成り立ってしまう固定観念だからです。
自分を傷つけた他人が不幸になるまでその他人に執着したり、
自分が楽しい時でも「ざまあみろ。」
なんて思っていると、いつまでだっても
自分基準での幸せが来ないことになります。
例えば、某YouTuberの方が、
「小学校の時に自分をいじめてたやつより、今は俺の方がお金を稼いで海外まで旅行に来ていいホテルに泊まっているんだ。ざまあみろ。」
と言っていました。
この方は、幸せでしょうか?
お金を稼いで自分の好きなことに使えることは幸せかもしれませんが、
そこに、何十年も前にいじめられた他人に対する執着があって、さらにはその人と比べた自分を基準にしているように感じます。
「自分を痛い目に合わせた人は不幸になる」と思い込む人、そう自分の子供に教えて落とし所をつけるのは、できれば今すぐやめて、
赤の他人であれば執着しないことが1番です。
人は、本能的に相手を敵が味方かという目で見ていますから、自分にとって敵でも、他の人にとって敵かどうかは分からず、不幸になるとは限らないからです。
また、仕返しをすることでしか発散できない人もいます。
仕返しをすると、「人を恨まば穴ふたつ」というように、無傷でできることはなく、ある程度は自分も傷を負わなければなりません。
人を殴れば自分の手も傷つきますし、
刑事事件を起こせば、逮捕をされて懲役や刑罰を受けなければならないというようにです。
ですので、「世の中にはそういう人もいる」と割り切る必要があります。
そして、自分はその人を変えることもできなければ、その人の人生に何の責任も関係もありません。
自分の意識は変えられても、他人を変えることはできないということを覚えておきましょう。