幸せになりたいけど、そう願うことが怖い方へ

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コラム
あまりにも、育った環境で、保護者の方に精神的にも物理的にもコントロールされ続けてきた、両親の顔色を見て、何をすれば正しいか、何をすれば怒られないか、そんな風に考える癖がついていて、「自分が何かをしたい」という感情を封じ込めてきた方。
そんな方たちが大人になって、いざ自立して、じゃあ、あなたは何がしたいの?
したいことすればいいじゃない?
自分で考えて行動しなさい。
そんなふうに言われても、
「私って何がしたいんだろう。かんがえたことなかったから分からない。」
「したいと思ったことをして、楽しいって思っていいのかな。罪悪感を感じる。」
ついには、幸せになりたいと願うのに、
「幸せになりたい」
という感情に大きな拒否感を感じてしまう。

「幸せ」って、何なんでしょうね。
その感じ方の半分は、遺伝的な要素が加わっているとも言われています。感じ方や受け取り方、考え方。

そして、環境的な要因が10%。
どんな会社に勤めている、結婚してるしてない、子どもがいるいない、どんなところに住んでいる...
みんながマウンティングを取りたがる幸せの要素はたった10%です。
だから、人と自分を比較する必要はないのです。

あとの残りの40%を占めるのが、自分の行動です。
では、
「幸せになりたい」ってことに拒否感や罪悪感を感じる人は、どんな行動をすればよいのでしょう。
話は少し変わりますが、人間の筋肉や皮膚って連動していて、だから、お顔が年齢によって垂れてくるのは、1番重たいお尻の筋肉が垂れてくるからだったりするのですよ。
つまり、アプローチするべきはお尻。
お尻の筋肉を鍛えることもですが、柔らかくすることが大切です。
お腹のお肉をへこませるのには、股関節を柔らかくする必要があり、股関節を柔らかくするには、お尻の筋肉を緩める必要があります。
お尻の奥に、梨状筋という筋肉があります。
この筋肉は、正座をした時に痺れたりする筋肉で、奥の方にあります。
これを緩めるためには、直接梨状筋にアプローチするより、腓腹筋にアプローチする方がよいと言われます。腓腹筋は、ふくらはぎのところにあります。

緩めたい筋肉に直接アプローチすると、
人の体にもともと備わっている防御反応が出てしまい、緩む前に一度緊張して硬くなってしまいます。
こうなると、奥底にある梨状筋を緩めることはちょっと難しくなります。
梨状筋に無駄な刺激を与えてはいけません。
梨状筋と繋がっている腓腹筋に刺激を与えるのです。


つまり、何が言いたいかというと、感情も同じで、
硬くなってしまっている感情に直接刺激を与えると、人は防御反応、強い反発を感じてしまいます。
だから、
「幸せになれますように。」
「幸せになりたい」
そう願うことが時期尚早だったりします。

自分が、幸せになるために結婚しようとしているのに、資格をとろうとしているのに、
なのに怖くて拒否感を感じる。
そんな時は、幸せにこだわらないでください。
私幸せ、最高!って思わなくて大丈夫。
「ありのままのじぶんでok」
そんな毎日を重ねてください。
レストランに行った時、
お金があっちは100円安いな、、昨日はお肉食べたかったけど今日はお魚の気分なんだよな、、太るかな、、、
余計なことは考えずに、今、直感で食べたいと思うものを食べて、
そして自分を褒めてください。
「これ頼んでよかったな。」って。
そんなことで大丈夫。

自分で努力して願いを叶えるのが怖いなら、
自動扉や、電車の扉が開く時、
「開けごま!」と心の中で念じてください。
必ず叶うから。

そういうことを、積み重ねてみてください。
だんだん、それが自己肯定感にもつながります。
結果的に、自分は好きなことを選べるし、
願いを叶えられる、そんな状況を作ってみてください。
そのくらいなら、心は拒否感を感じません。
できなかったことより、できたことや嬉しかったことを、毎日思い出すなり、日記につけるなりしてみてください。

お花がきれいだったな。
おやつに食べたケーキ美味しかったな。
先輩にほめられたな。
そういえば彼氏今日機嫌よかったな。
今日目標にしてたお仕事終わらせられたな。
たくさんあると思います。

「幸せ」の40%は、自分の行動で作るものです。
また、色々考えたことを人に伝えることは、もっと脳を活性化させてくれます。
だから、幸せになることが怖くて苦しい方は、
定期的にカウンセリングを受けてくださいね。
ゆっくり、一緒にがんばっていきましょう。

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